特許
J-GLOBAL ID:200903056454087233

真空式汚水排出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-083817
公開番号(公開出願番号):特開平8-277555
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【構成】 第1の階1の天井裏空間5内に第1の真空配管11が配設され、第2の階2の天井裏空間6内に第2の真空配管12が配設されている。負圧センサ25で検出される負圧が所定値よりも強く、第2の真空配管12内の負圧が十分に高い場合には、第1の排水弁23は常に閉弁状態におかれている。負圧センサ25で検出される第2の真空配管12内の負圧が所定値よりも弱く、真空配管12内の負圧が不足している状態にあるときにフラッシュスイッチ17が操作されると、第2の排水弁24は閉弁のままとされ、第1の排水弁23が開弁される。なお、電動フラッシュバルブ18は通常通りに開弁作動される。これにより、洋風便器14内の汚水は、配管20,21を通って第1の真空配管11に吸引排出される。【効果】 天井裏の真空配管の負圧が不足する場合に階下の真空配管を利用して衛生機器からの汚水を排出できるため、真空配管に空気漏洩等が生じても衛生機器の使用を継続できる。
請求項(抜粋):
第1の階及び該第1の階の上の第2の階を有する建物に設置された真空式汚水排出装置であって、該第1の階の天井裏に配設された第1の真空配管と、該第2の階の天井裏に配設された第2の真空配管と、該第2の階に配設された衛生機器と、該衛生機器からの汚水を前記第1の真空配管に導く第1の汚水配管及び該第1の汚水配管に設けられた第1の排水弁と、該衛生機器からの汚水を前記第2の真空配管に導く第2の汚水配管及び該第2の汚水配管に設けられた第2の排水弁と、を備えてなる真空式汚水排出装置。

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