特許

J-GLOBAL ID：200903056456218890

窒素酸化物還元用触媒及び排ガス中の窒素酸化物の還元方法

発明者： 田畑 健 ,  纐纈 三佳子 ,  岡田 治 ,  大塚 浩文 ,  ベッルッシィ ジュセッペ ,  サバティノ ルイジーナ マリア フローラ
出願人/特許権者： 大阪瓦斯株式会社
代理人 (1件)： 廣瀬 孝美
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-086259
公開番号（公開出願番号）：特開平11-221469
出願日： 1995年03月17日
公開日（公表日）： 1999年08月17日
要約：

【要約】【目的】 排ガス中の窒素酸化物(NOx)を還元するための触媒及び当該触媒を用いたNOxの還元方法を提供することを目的とする。【構成】 本発明のNOx還元用触媒は、Mn、CO、Ni、Ag、Inの中から選ばれる少なくとも一つの金属をイオン交換した結晶性メタロシリケートを少なくとも含み、かつ特定の細孔を有することからなり、また本発明のNOxの還元方法は上記の触媒を用いることからなる。本発明の触媒では、炭化水素の酸化活性が低い金属を用いているので、高いNOx還元の選択性が得られ、しかも、特定の細孔からなるので細孔の奥に存在する金属イオン(活性点)も有効に利用されるので、低温でも高いNOx還元活性が得られる。

請求項（抜粋）：

Mn、Co、Ni、Ag、Inの中から選ばれる少なくとも一つの金属をイオン交換した結晶性メタロシリケートを少なくとも含む、酸素過剰下で炭化水素によりNOxを還元するための触媒であって、該結晶性メタロシリケートが、断面が酸素8員環以上の大きさである直線状の細孔を少なくとも二つの異なる次元方向に持ち、該細孔が酸素8員環以上の空孔で互いに連絡されており、かつ、少なくとも一つの方向の直線状の細孔は酸素10員環以上の断面を有することを特徴とする窒素酸化物還元用触媒。

IPC (4件)：

B01J 29/70 ZAB ,  B01D 53/86 ZAB ,  B01D 53/94 ,  B01J 29/40

FI (6件)：

B01J 29/70 ZAB A ,  B01J 29/40 A ,  B01D 53/36 ZAB ,  B01D 53/36 102 B ,  B01D 53/36 102 H ,  B01D 53/36 104 A