特許
J-GLOBAL ID:200903056458383759
剥離性硬化皮膜形成用組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-039497
公開番号(公開出願番号):特開平10-237306
出願日: 1997年02月24日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 剥離性硬化皮膜形成用組成物において、従来用いられたMQ型シリコーンレジンの代替物を用いて硬化後の皮膜の剥離抵抗が低下しないようにする。【解決手段】 (A)1分子中に2個以上の架橋性炭素-炭素二重結合を有するオルガノポリシロキサン、(B)1分子中に2個以上のSiに結合したH原子を有するオルガノポリシロキサン、(C)ポリスチレン換算分子量Mが380〜2000で、式:〔CH3 SiO3/2 〕n 〔CH3 Si(OH)O2/2 〕m (m,nは上記分子量を与える正の数で0.034(M×10-3)≦m/(m+n)≦0.152/(M×10-3)+0.10〕で示されるポリメチルシルセスキオキサンのシラノール基を、架橋性炭素-炭素二重結合を有するシリル基含有化合物でシリル化して得られるシリル化ポリメチルシルセスキオキサン、及び(D)白金系触媒から本質的になる剥離性硬化皮膜形成用組成物。
請求項(抜粋):
下記成分(A)〜(D)から本質的になる剥離性硬化皮膜形成用組成物。(A)25°Cにおける粘度が少なくとも40センチポイズであり、かつ1分子中に少なくとも2個の架橋性炭素-炭素二重結合を有する基を有するオルガノポリシロキサン100重量部、(B)25°Cにおける粘度が1〜1,000センチポイズであり、かつ1分子中に少なくとも2個のケイ素原子に結合した水素原子を有するオルガノポリシロキサン0.5〜20重量部、(C)ポリスチレン換算数平均分子量(Mn)が380から2000の範囲にあり、式〔CH3 SiO3/2 〕n 〔CH3 Si(OH)O2/2 〕m〔m,nは上記分子量を与える正の数で、m/(m+n)の値は第1図のA領域にある。このA領域は、横軸が1/(Mn×10-3)、縦軸がm/(m+n)で表される図1のグラフにおいて、次の式1〜4で表される各直線によって囲まれる領域であり、各直線上も含み、また各直線の交点も含むものである。(式1):m/(m+n)=0.152/(Mn×10-3)+0.10(式2):1/(Mn×10-3)=1000/2000(式3):1/(Mn×10-3)=1000/380(式4):m/(m+n)=0.034/(Mn×10-3)〕で示されるポリメチルシルセスキオキサンのシラノール基をシリル化した、式〔CH3 SiO3/2 〕n 〔CH3 Si(OH)O2/2 〕m-k 〔CH3 Si(OSiR1 R2 R3 )O2/2 〕k〔kはmより小さい正の数であり、(m-k)/(m+n)で表される残留シラノール基の量は0.12以下であり、R1 〜R3 は置換もしくは非置換の1価の炭化水素基で、そのうち1個以上が架橋性炭素-炭素二重結合を有する基である〕で示されるシリル化ポリメチルシルセスキオキサン1〜90重量部、及び(D)触媒量の白金系触媒。
IPC (3件):
C08L 83/00
, C08L 83/05
, C08L 83/07
FI (3件):
C08L 83/00
, C08L 83/05
, C08L 83/07
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