特許
J-GLOBAL ID:200903056460469687

ラチェット装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-123818
公開番号(公開出願番号):特開平6-336374
出願日: 1993年05月26日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】本発明は、コードなどの引き出し位置を確実に保持でき、巻き戻し動作も簡単で、しかも確実に行うことができるラチェット装置を提供する。【構成】所定方向に作用される偏倚力に抗した爪車23の回転に対し、爪レバー24は長孔242 に沿った直線移動で回動中心から先端部までの距離を大きく設定されるとともに、その回動により爪部24を爪車23の第1の突起232 を乗り越え第2の突起233 上に達する動作を作り出し爪車23の偏倚力に抗した回転を許容し、爪車23の偏倚力方向の回転に対し、爪レバー24は、爪部241 を爪車23の第2の突起233 上に達した状態で、長孔242 に沿った直線移動で回動中心から先端部までの距離を小さく設定されるともに、第1の突起232 を係止して爪車23の回転を阻止し、そして、爪車23の偏倚力に抗した僅かな回転に対して、爪レバー24は、爪部241 を爪車23の溝部231 中に落ち込み第1の突起232 との係止を解除する。
請求項(抜粋):
所定の回転方向に作用される偏倚力に抗して回転可能に設けられ、その周縁に沿って等間隔で複数の溝部を形成するとともに、これら各溝部の間に少なくとも背の高い第1の突起と背の低い第2の突起を形成した爪車と、この爪車と対応して回動自在で且つ直線方向に移動可能に設けられ、前記爪車の前記偏倚力に抗した回転に対し直線移動により回動中心から先端部までの距離を大きく設定されるとともに、その回動により先端部を前記爪車の前記第1の突起を乗り越え前記第2の突起上に達する動作を作り出して前記爪車の前記偏倚力に抗した回転を許容し、前記爪車の前記偏倚力方向の回転に対して、先端部を前記第2の突起上に達した状態での直線移動により回動中心から先端部までの距離を小さく設定されるとともに、前記第1の突起を係止して前記爪車の回転を阻止し、前記爪車の前記偏倚力に抗した僅かな回転に対して、前記先端爪部を前記溝部中に落し込み前記第1の突起との係止を解除するようにした爪レバーを具備したことを特徴とするラチェット装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭54-019584

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