特許
J-GLOBAL ID:200903056478000996

特徴画像データの抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-321596
公開番号(公開出願番号):特開平5-158164
出願日: 1991年12月05日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】 人物の顔と人物の顔の色相に類似した地面、木等とが混在している画像から人物の顔のデータを抽出する。【構成】 原画像を多数個に分割して測光し、測光したデータを色相値H、彩度値Sに変換し、HSの2次元ヒストグラムを作成する(100〜104)。2次元ヒストグラムの頂上を検出し、特徴平面によって切り出された頂上に対応する断面を排他的膨張処理して2次元ヒストグラムを単峰の山毎に分割する。原画像の各画素が分割された山のどれに属するかを判断して画素を分割された山に対応する群に分け、各々の群毎に画像を分割し、候補領域を抽出する(106)。候補領域の輪郭、内部構造、近傍領域の形状等から人物の顔か否か判断し、人物の顔と判断された領域の測光データを出力する(110)。
請求項(抜粋):
カラー原画像を多数画素に分割して各画素を赤光、緑光及び青光の3色に分解して測光し、測光により得られたデータに基づいて色相値及び彩度値についての2次元ヒストグラムを求め、求めた2次元ヒストグラムの特定の1つの山の頂上に対応する断面を含みかつ2次元ヒストグラムの色相値軸及び彩度値軸を含む座標平面に平行な特徴平面によって、2次元ヒストグラムを切断して2次元ヒストグラムの断面を求め、特徴平面上で隣接する断面の境界の間隔が所定値以下になるまで各断面を膨張させるかまたは断面の境界の度数が最小値または最小値近傍の所定値以下になるまでの断面を膨張させる排他的膨張処理を行なって排他的膨張処理後の断面の境界で2次元ヒストグラムを山毎に分割し、カラー原画像の各画素が分割された山のどれに属するかを判断して画素を分割された山に対応する群に分けると共に、各々の群毎にカラー原画像を分割し、分割された領域の少なくとも1つを選択して選択された領域のデータを特徴画像データとして抽出する、特徴画像データの抽出方法。
IPC (2件):
G03B 27/80 ,  G03B 27/73

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