特許
J-GLOBAL ID:200903056478337850

架橋型シリコーンオイルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 亮一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-222453
公開番号(公開出願番号):特開平10-060115
出願日: 1996年08月23日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ある種のシリコーンオイルを製造する際には、硫酸あるいは有機スルホン酸を平衡化触媒として使用するが、平衡化後に酸を分解するために少量の水を添加するとゲル化し、中和に大量の中和剤を必要とし、その分離が困難であるなどの問題があり、所望のシリコーンオイルが製造できなかった。【解決手段】 (A)、(B)、(C)の三成分を R13SiO1/2単位、 R22SiO2/2単位、R3SiO3/2単位がモル%比で( 0.1〜10):(80〜99.8):( 0.1〜10)となるように配合し、硫酸、有機スルホン酸から選択される一種又は二種以上の酸触媒の存在下に、50〜 200°Cで平衡化を行い、フッ化アルカリを除くハロゲン化アルカリから選択される塩を加え、ハロゲン化水素を発生させることにより官能基変換を行い、次いで水を添加し撹拌後中和する。
請求項(抜粋):
下記(A)、(B)、(C)を R13SiO1/2単位、 R22SiO2/2単位、R3SiO3/2単位がモル%比で( 0.1〜10):(80〜99.8):( 0.1〜10)となるように配合し、硫酸、有機スルホン酸から選択される一種又は二種以上の酸触媒の存在下に、50〜 200°Cで平衡化を行い、フッ化アルカリを除くハロゲン化アルカリから選択される塩を加え、ハロゲン化水素を発生させることにより官能基変換を行い、次いで水を添加し撹拌後、中和することを特徴とする、25°Cにおける粘度が10〜100,000cStである架橋型シリコーンオイルの製造方法。(A)下記一般式(化1)で示されるオルガノポリシロキサン、【化1】(B)下記一般式(化2)およびまたは(化3)で示されるオルガノポリシロキサン、【化2】【化3】(C)下記一般式(1)で示される化合物あるいはそれらの部分加水分解物。R3Si(OR5)3 (1)[但し上記各一般式において、R1、 R2 、R3は炭素数1〜20の一価炭化水素基、R4は水酸基あるいは炭素数1〜6のアルコキシ基、R5は炭素数1〜6の一価炭化水素基、 Lは0〜100 、mは3〜7、nは10〜1,000 である。]
IPC (3件):
C08G 77/10 NUC ,  C07F 7/18 ,  C08G 77/08 NUD
FI (3件):
C08G 77/10 NUC ,  C07F 7/18 Y ,  C08G 77/08 NUD

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