特許
J-GLOBAL ID:200903056479519049

誘導飛しょう体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-014189
公開番号(公開出願番号):特開2000-213896
出願日: 1999年01月22日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 飛行中の航空機から後方へ向けて飛しょうさせる誘導飛しょう体では、機体後方に飛しょうしている間は迎え角を増大させる頭上げのモーメントが発生し空力的に不安定な状態が生じて、機体の姿勢安定の確保が困難になるという問題があった。【解決手段】 複数の平面翼が交差して格子形状を成す格子翼を機体後部に配し、母機から分離された誘導飛しょう体が機体後方へ飛しょうする間は、格子翼を格納し固定しておき揚力を発生させない。誘導飛しょう体が機体前方へ向かって飛しょうする時は、格子翼を展開し固定しておき揚力を発生させる。
請求項(抜粋):
飛しょう中の航空機から分離され、当該航空機の後方へ向けて飛しょうする誘導飛しょう体において、前記誘導飛しょう体の機体前部に取り付けられた操舵翼と、前記機体の後部に配置され、複数の平面翼が交差して格子形状を成す格子翼と、前記格子翼を支持するシャフトと、前記格子翼と前記シャフトを連結し、前記格子翼を格納および展開可能に支持するヒンジと、前記誘導飛しょう体の機体後方への飛しょう時に、前記ヒンジ軸より前記格子翼が機体の前方に位置するように前記格子翼を格納した状態で前記格子翼を弾性部材で付勢して保持する格納ロック機構と、前記ヒンジから離間して前記格子翼に設けられ、前記誘導飛しょう体の機体前方への飛しょう時に前記格子翼に垂直な気流を受けて翼に回転力を発生し、この回転力により前記格納ロック機構の保持を解放して前記格子翼を展開するフィンと、前記格子翼の展開に応じて前記格子翼を固定する展開ロック機構とを具備したことを特徴とする誘導飛しょう体。
IPC (3件):
F42B 10/14 ,  F42B 10/64 ,  F42B 15/01
FI (3件):
F42B 10/14 ,  F42B 10/64 ,  F42B 15/01

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