特許
J-GLOBAL ID:200903056483723505

ガソリン品質向上方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-511810
公開番号(公開出願番号):特表平9-503814
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】水素化脱硫に続いて、金属水素化成分、好ましくはマイルドな水素化成分、例えばモリブデンと共にゼオライトベータを含んでなる酸性触媒で処理することにより、含硫黄オレフィン性分解ナフサから、比較的高いオクタン価を有する低硫黄ガソリンが生成する。第2段階での酸性触媒による処理は、水素化処理の結果として生じるオクタン価の損失を回復させ、フィードナフサに匹敵するオクタン価を有する低硫黄ガソリン生成物を生じる。好ましい場合には、約380°F(約193°C)を越える95%ポイントの重質ナフサなどの拡大された終点のフィードを用いて、フィードに比べて、生成物オクタン価および収率の双方における向上が得られる。
請求項(抜粋):
ガソリン沸点範囲で沸騰し、少なくとも325°Fの95%ポイントを有する含硫黄オレフィン性分解フィードフラクションの品質を向上させる方法であって、 高温、高圧および含水素雰囲気を組み合わせた条件下で操作される第1の反応ゾーンにおいて、含硫黄オレフィン性分解フィードフラクションを水素化脱硫触媒に接触させて、フィードに比べて低い硫黄含量および低いオクタン価を有し、通常液体であるフラクションを含んでなる中間生成物を生成すること、 第2の反応ゾーンにおいて、中間生成物の少なくともガソリン沸点範囲部分を、モリブデン水素化成分と組み合わせられたゼオライトベータを含んでなる酸性触媒に接触させて、中間生成物のガソリン沸点範囲部分を、該中間生成物のガソリン沸点範囲フラクションよりも高いオクタン価を有し、ガソリン沸点範囲で沸騰するフラクションを含んでなる生成物に転化することを含んでなる方法。
IPC (4件):
C10G 69/08 ,  B01J 29/74 ,  C10G 35/095 ,  C10G 45/08
FI (4件):
C10G 69/08 ,  B01J 29/74 M ,  C10G 35/095 ,  C10G 45/08 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平5-506400
  • 特開昭63-277296

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