特許

J-GLOBAL ID：200903056486701359

印刷物製造方法及びその装置

発明者： 高橋 昭博
出願人/特許権者： 株式会社トーキン
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-131103
公開番号（公開出願番号）：特開平7-314875
出願日： 1994年05月20日
公開日（公表日）： 1995年12月05日
要約：

【要約】【目的】 高生産性かつ低コストの、画像及び表面形状を有する印刷物、及び保護膜を一つのラインで形成し、インキ皮膜を自由に調整可能な印刷物製造方法及びその装置を提供すること。【構成】 エンドレス帯状のフィルム2上に、画像形状を形成した刷版を作製し、前記刷版25をロール上を回転させ、印刷部1で刷版25にインキ4を込め、搬送されてきた印刷対象物5を加圧ロール6によって十分密着させた状態で乾燥手段でインキ4を印刷乾燥させ、その後に印刷対象物5をフィルム上から剥離させ、印刷物18を製作する、印刷機を用いる第一工程と、巻き出し部21とインキ4を入れた容器10と、グラビアロール3bと、印刷対象物を搬送する第一の搬送装置12と、加圧ロール6と、紫外線照射装置7と第二の搬送装置13と、剥離ロール8と巻き取り部22とから構成された保護膜形成機20を用いて、フィルム上に、保護膜形成用インキ4をグラビアロール3bでコーティングする第二工程とを有する。

請求項（抜粋）：

印刷インキを転写し、印刷インキ皮膜を形成した印刷対象物に保護膜を形成する印刷物製造方法であって、複数のロール上を回転循環するエンドレス帯状フィルム上に、凹状画像形状を形成した刷版を作製し、前記刷版を前記ロール上を回転させ、印刷部で前記刷版にインキを込め、前記フィルム上の刷版と搬送されてきた印刷対象物を加圧手段によって十分密着させた状態で乾燥手段によりインキを硬化乾燥させ、その後、印刷対象物をフィルム上から剥離することにより、乾燥インキ皮膜が印刷対象物に固着した印刷物を作製する第一工程と、巻き出し部からフィルムを巻き出し、保護膜形成用のインキを入れた容器から前記インキを呼び出すグラビアロール間に前記フィルムを通過させ、前記フィルム上にインキを塗布し、第一の搬送手段によって搬送された印刷対象物と前記フィルム上の塗布されたインキとを加圧手段で圧着させ、印刷対象物と圧着したフィルム上のインキを乾燥手段によって乾燥させ、前記印刷対象物を第一の搬送手段で搬送し、乾燥したインキ皮膜からなる保護膜をフィルム上から剥離させる剥離手段を通過させ、フィルムは巻き取り部に巻き取り、一方、保護膜を形成した印刷対象物を第二の搬送手段により搬送し取り出す第二工程とを有することを特徴とする印刷物製造方法。

IPC (3件)：

B41M 1/10 ,  B41F 17/14 ,  B41F 23/04

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平2-166039
  
• 特開昭63-278847
  
• 特開昭56-037398