特許
J-GLOBAL ID:200903056490175653

油の流速による微少誤差を相殺させた計測用油圧制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 公達
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-108841
公開番号(公開出願番号):特開2001-289726
出願日: 2000年04月11日
公開日(公表日): 2001年10月19日
要約:
【要約】【課題】 シリンダーとスピンドルにより油流を制御する従来型は、油圧注入孔点より排出孔点に至るバルブ内管路を流れる油の速度・粘性および管路形状等により、該両孔点にδp’=pA’-pB’の差圧が生じて管路面積に働き、δF’=δp’×H’の力を生じてスピンドルを下方に押し下げる。このδF’は力基準機の基準分銅と計測ラムによって規定された基準圧力に有害な誤差力として働き、力基準機の載荷荷重を狂わす。特に基準分銅の軽い軽荷重域では、精度保持が不可能な場合が多かった。δF1は大幅に変動し易く、補償装置は非常に困難かつ高価で、実用的でない。【解決手段】 油圧式力計校正用力基準機の基準油圧発生装置の油圧制御弁で、スピンドル2の軸線X上に、油圧注入孔点4から流出孔点5に至る油圧制御部6と、該油圧制御部と形状及び長さが同一でかつ油の流れ方向が逆の誤差微圧相殺部7を隔設する。
請求項(抜粋):
油圧式力計校正用力基準機の基準油圧発生装置の基準分銅群に直結した油圧制御弁において、そのスピンドル(2)の軸線(X)上に、油圧注入孔点(4)から流出孔点(5)に至る油圧制御部(6)と、該油圧制御部(6)と形状及び長さが同一でかつ油の流れ方向が逆の誤差微圧相殺部(7)を隔設したことを特長とする油の流速による微少誤差を相殺させた計測用油圧制御弁。
IPC (2件):
G01L 25/00 ,  F16K 17/22
FI (2件):
G01L 25/00 B ,  F16K 17/22
Fターム (10件):
3H060AA09 ,  3H060BB03 ,  3H060CC07 ,  3H060CC40 ,  3H060DA03 ,  3H060DD02 ,  3H060DD14 ,  3H060EE06 ,  3H060HH04 ,  3H060HH11

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