特許
J-GLOBAL ID:200903056493360451

エアバッグ展開用ガス発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109774
公開番号(公開出願番号):特開平10-297418
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 容量の小さいフィルタでガスの濾過と冷却を十分に行う。エアバッグの展開速度を緩やかにする。ガス発生器の各部に加わる力を低減してフィルターが損傷するのを防止する。溶接時の熱により、ガス発生剤が発火するのを防止する。【解決手段】 カップ部材と蓋部材でハウジングを構成し、その中に、ディスク形状の、セパレータとフィルターとガス発生剤を収容した保持部材を積層して配置する。セパレータをメタルラスで構成し、様々な方向にガスが移動できる空間をフィルターの下方に形成する。フィルター内部でガスが一部分に集中するのを防ぐ。ハウジングの下部を2重カップ構造にして、空間を形成する。カップ状部材の一部の径を大きくしてその内壁とガス発生剤との間に断熱部を形成する。
請求項(抜粋):
ガス発生剤、点火手段及び濾過手段を有するエアバッグ展開用ガス発生装置において、一方の側に開口部を、他方の側に底部をそれぞれ有し、ガス流通口を形成する有底筒状の燃焼室カップ部材と、前記点火手段の挿入部を有し、前記燃焼室カップ部材に蓋をしてハウジング本体を形成する上部蓋部材と、前記燃焼室カップ部材内に前記点火手段により燃焼ガスを生成するガス発生剤と、薄板で構成され、前記ガス発生剤を特定の空間内に保持する保持部材と、前記ガス発生剤の燃焼により生じたガスを濾過し、冷却する板状のフィルター部材と、複数の開口と凹凸が規則的に配列されて板状に形成され、前記フィルター部材を保持するセパレータとを積層して配列し、前記上部蓋部材と前記燃焼室カップ部材との接合部に近接する位置で、前記燃焼室カップ部材の内壁と前記保持部材の外側壁面との間に、断熱部を形成したことを特徴とするエアバッグ展開用ガス発生装置。
IPC (2件):
B60R 21/26 ,  B63C 9/18
FI (2件):
B60R 21/26 ,  B63C 9/18 Z

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