特許
J-GLOBAL ID:200903056499576898

シャッターの障害物感知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 教光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-002274
公開番号(公開出願番号):特開平10-082262
出願日: 1997年01月09日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 降下するシャッターカーテンの下方にある障害物を速やかに感知する。【解決手段】 ガイドレール2の内面に配設されるテープスイッチ5と、上半部9と下半部13とに分割され、シャッターカーテン3の最下段に連結され座板となる感知スラット8と、感知スラット8の上半部9の後面側11aと下半部13の前面側17aに位置して両端が枢着され、上半部9に対して下半部13が揺動自在なリンク結合とされて上半部9と下半部13の間にて回動自在となる連結部材19と、上半部9に対して下半部13が吊下状態の際に連結部材19を傾斜状態に支持するストッパ23と、連結部材19に固定され、連結部材19に伴って回動し、ガイドレール2内にてスラット8の厚さ方向に突出する押圧部29を有する回転部材24と、を具備しており、感知スラット8の下半部13が障害物Xに当接すると、連結部材19が回動し、これにより回転部材24がガイドレール2内にてテープスイッチ5を押圧する。
請求項(抜粋):
建物開口部の側縁部に垂直に配設されて、複数のスラットにて構成されるシャッターカーテンの端縁部を支持する断面略コ字形状のガイドレールの対向する内面の少なくともいずれか一方に位置し、該ガイドレールの垂直な長手方向にわたって配設されるテープスイッチと、前記複数のスラットのうち少なくとも1つのスラットが上半部と下半部とに分割された感知スラットと、前記感知スラットの上半部の前面側と前記下半部の後面側、または前記上半部の後面側と前記下半部の前面側に位置するように両端がそれぞれ枢着され、前記上半部に対して前記スラットの厚み方向となる前後方向に前記下半部が揺動自在とされて吊下状態に互いをリンク結合し、前記両端の各枢着部分を回転中心として、前記上半部および下半部の間にて回動自在となる連結部材と、前記感知スラットの上半部に対して下半部が吊下状態とされている際に、該吊下状態を前記シャッターカーテンの昇降方向となる垂直線に沿わせ、前記連結部材を、前記垂直線に対して前記シャッターカーテンの前後方向に所定角度傾斜した状態に支持するストッパと、前記感知スラットの端部に位置し、前記連結部材に固定されて、前記ガイドレール内を移動するとともに、前記連結部材が傾斜状態から水平方向へと回動する際に、該連結部材に伴って回動し、前記ガイドレール内にて前記スラットの厚さ方向の前方およびまたは後方に突出する押圧部を有し、該押圧部が前記テープスイッチを押圧する回転部材と、を具備することを特徴とするシャッターの障害物感知装置。

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