特許
J-GLOBAL ID:200903056500417502

触媒燃焼装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-192926
公開番号(公開出願番号):特開平11-037426
出願日: 1997年07月17日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 触媒燃焼装置において、少量燃焼時でも触媒体の放熱損失を抑制してTDR(燃焼装置における最大燃焼量を最小燃焼量で割ったもの)を大きくする。【解決手段】 燃焼筒1内には、内部触媒層2aと外部触媒層2bとの流力的二層構造に区画されたリング状の主触媒体2備えており、主触媒体2の一端側に、燃料供給用の燃料噴射ノズル11と、エアポンプ7からの燃焼用空気を主触媒体2に供給する一次ノズル5と、内部触媒層2aを通過した燃焼ガスを方向転換させる転流室10とを配設し、主触媒体2の他端側に、両ノズル11および5から供給された燃料と燃焼用空気の混合気を形成する予混合室16を配設する。混合気は予混合室16で方向転換して内部触媒層2aを貫流し、転流室で再度方向転換して外部触媒層2bに流入する。
請求項(抜粋):
燃料を供給する燃料供給手段(11、13)と、燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給手段(7)と、前記燃料と前記燃焼用空気の混合気を触媒燃焼させる第1の触媒体(2a)および第2の触媒体(2b)と、これら両触媒体(2a、2b)を内蔵する燃焼筒(1)とを備え、前記第1の触媒体(2a)は、その中心部に貫通穴(2c)を有するリング形状に形成され、前記第2の触媒体(2b)は、前記第1の触媒体(2a)の外周に配設されており、前記第1の触媒体(2a)の一端側には、前記燃料供給手段(11、13)、前記燃焼用空気供給手段(7)、および、前記第1の触媒体(2a)を通過した燃焼ガスを方向転換させて前記第2の触媒体(2b)に送り込む転流室(10)が配設され、前記第1の触媒体(2a)の他端側の部位には、前記混合気を形成する予混合室(16)が配設されており、前記第1の触媒体(2a)の一端側から、前記貫通穴(2c)を通して、前記予混合室(16)に向けて前記燃料と前記燃焼用空気を供給し、前記予混合室(16)において前記燃料と前記燃焼用空気とを混合し、この混合気を前記予混合室(16)で方向転換させて、前記第1の触媒体(2a)内をその他端側から一端側へ向けて流し、前記第1の触媒体(2a)を通過した燃焼ガスを、転流室(10)で再度方向転換させて、前記第2の触媒体(2b)内へ向けて流すことを特徴とする触媒燃焼装置。

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