特許
J-GLOBAL ID:200903056508061421

巻締め部のシール性に優れた2ピース乾電池缶用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-117055
公開番号(公開出願番号):特開平9-279238
出願日: 1996年04月15日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【目的】 多段深絞り成形で製造される2ピース乾電池缶に使用した際に、巻締め部の高いシール性を確保し、且つ缶体強度の改善と耳率の低減を図る。【構成】 C:0.020〜0.058wt%、Sol.Al:0.03〜0.10wt%を含有する鋼組成の鋼片を、熱延圧下比αが92〜130の範囲、仕上温度FT(°C)が880-200√C≦FT≦920-200√Cの範囲、巻取温度CT(°C)が630〜690°Cで且つ6500・C+310≦CT≦6500・C+505の範囲(但し、C:鋼中炭素含有量)をそれぞれ満足するよう熱間圧延し、該熱延鋼板を冷延率βが前記熱延圧下比αとの関係で-0.125α+100≦β≦-0.125α+103を満足するよう冷間圧延し、次いで連続焼鈍する2ピース乾電池缶用鋼板の製造方法である。
請求項(抜粋):
C:0.020〜0.058wt%、Sol.Al:0.03〜0.10wt%を含有する鋼組成の鋼片を、熱延圧下比α(=スラブ厚/熱延鋼板板厚)が92〜130の範囲、仕上温度FT(°C)が下記(1a)式の範囲、及び巻取温度CT(°C)が630〜690°Cで且つ下記(2a)式の範囲をそれぞれ満足するよう熱間圧延して熱延鋼板とし、該熱延鋼板を冷延率βが前記熱延圧下比αとの関係で下記(3)式を満足するよう冷間圧延し、次いで連続焼鈍することを特徴とする巻締め部のシール性に優れた2ピース乾電池缶用鋼板の製造方法。 880-200√C≦FT≦920-200√C ...(1a)但し、C:鋼中炭素含有量(wt%) 6500・C+310≦CT≦6500・C+505 ...(2a)但し、C:鋼中炭素含有量(wt%) -0.125α+100≦β≦-0.125α+103 ...(3)
IPC (4件):
C21D 8/04 ,  C21D 9/48 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06
FI (4件):
C21D 8/04 A ,  C21D 9/48 J ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/06

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