特許
J-GLOBAL ID:200903056509542512

情報通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-304747
公開番号(公開出願番号):特開平10-145424
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 アプリケーションにとって有用な通信帯域を可能な限り確保して、通信サービスの品質向上とネットワーク資源の有効利用を図ることを目的としている。【解決手段】 送信元ノードN1側からCRパケットで通知された取得帯域B、最低帯域Mおよび増分単位帯域Dとに基づいて、対応する回線の未割当帯域から取得帯域B、または未割当帯域以下であって最低帯域Mから増分単位帯域Dづつ増やした帯域を取得帯域Bとして仮確保して宛先ノードN4側へ通知し、宛先ノードからCAパケットで通知された取得帯域Bに基づいて仮確保しておいた割当帯域のうち余分な帯域を解放する。
請求項(抜粋):
送信元ノードおよび宛先ノードが1つ以上の中継ノードおよび回線を介して接続されている通信ネットワークにて、上位アプリケーションからの要求に応じて所定帯域を有するコネクションを設定する情報通信方法において、送信元ノードは、上位アプリケーションから要求された要求帯域、最低帯域および増分単位帯域に基づいて、宛先ノード側の隣接ノードとの間の回線の未割当帯域から要求帯域分、または未割当帯域以下であって最低帯域から増分単位帯域づつ増やした帯域のうち確保可能な最大の帯域を取得帯域として仮確保し、これら最低帯域、増分単位帯域および取得帯域をコネクション設定要求通知にて宛先ノード側の隣接ノードへ通知し、中継ノードは、コネクション設定要求通知にて通知された最低帯域、増分単位帯域および取得帯域に基づいて、宛先ノード側の隣接ノードとの間の回線の未割当帯域から取得帯域分、または未割当帯域以下であって最低帯域から増分単位帯域づつ増やした帯域のうち確保可能な最大の帯域を取得帯域として仮確保し、これら最低帯域、増分単位帯域および取得帯域をコネクション設定要求通知にて宛先ノード側の隣接ノードへ通知し、宛先ノードは、コネクション設定要求通知にて最終的に通知された取得帯域を含むコネクション設定応答通知を送信元ノード側の隣接ノードに返送し、中継ノードは、コネクション設定応答通知にて通知された取得帯域に基づいて当初仮確保しておいた帯域のうち余分な帯域を解放するとともに、このコネクション設定応答通知を送信元ノード側の隣接ノードに転送し、送信元ノードは、コネクション設定応答通知により通知された取得帯域に基づいて当初仮確保しておいた帯域のうち余分な帯域を解放するとともに、通知された取得帯域を有するコネクションが宛先ノードとの間で設定されたことを上位アプリケーションに通知することを特徴とする情報通信方法。

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