特許
J-GLOBAL ID:200903056526027753
掘削機の流量制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-162733
公開番号(公開出願番号):特開平9-003977
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【課題】 掘削機の作動機の動作による衝撃やハンティング現象を防止すると共にスイング動作に対する遅延制御を防止した油圧流量制御装置を提供する。【解決手段】 ジョイスティックの操作に従いそれぞれ作動検出信号を発生するブーム作動検出手段226 、アーム作動検出手段234 、スイング検出手段242 と、各検出手段からの検出信号を受ける電子制御手段216 とを含み、電子制御手段は、各作動検出信号のいずれも発生しない場合には電磁比例減圧バルブ209に所定の基準電流を出力して基準制御圧力が吐出流量制御手段124,125 に供給されるようにし、ブームまたはアーム作動検出信号のうちのいずれか一つが発生した場合には最大電流値から基準電流値まで漸次減少する遅延制御電流を減圧バルブに出力して遅延制御圧力が吐出流量制御手段に供給されるようにし、スイング検出信号が発生した場合には減圧バルブに有効電流を出力しないようにして制御圧力が吐出流量制御手段に供給されないようにする。
請求項(抜粋):
圧油を供給するメイン油圧ポンプと、パイロット油を供給する補助油圧ポンプと、前記メイン油圧ポンプから供給される圧油により作動するブームシリンダ、アームシリンダ、スイングモータおよび走行モータと、これらシリンダおよびモータに供給された圧油の流れをそれぞれ制御するようにメインコントロールバルブに設けられたブーム流量制御スプール、アーム流量制御スプール、スイング流量制御スプールおよび走行流量制御スプールと、前記各流量制御スプールの位置をそれぞれ調節するよう手動で操作されるブームジョイスティック、アームジョイスティックおよびスイングジョイスティックと、前記メイン油圧ポンプに作動的に連結されてメイン油圧ポンプの吐出流量を制御する吐出流量制御手段と、前記各流量制御スプールの位置に従い変化するネガティブコントロール圧力を前記吐出流量制御手段に供給するネガティブコントロール圧力供給手段と、前記ネガティブコントロール圧力供給手段に対して並列に前記吐出流量制御手段に連結され、さらに外部電流の大きさに比例する制御圧力が前記補助油圧ポンプから前記吐出流量制御手段に供給されるようにする電磁比例減圧バルブとから構成された掘削機の流量制御装置において、前記ブームジョイスティックの操作に従いブーム作動検出信号を発生するブーム作動検出手段と、前記アームジョイスティックの操作に従いアーム作動検出信号を発生するアーム作動検出手段と、前記スイングジョイスティックの操作に従いスイング検出信号を発生するスイング検出手段と、これらの検出手段からの検出信号を受ける電子制御手段とを含み、前記電子制御手段は、前記ブーム作動検出信号、アーム作動検出信号またはスイング検出信号のいずれも発生しない場合には前記電磁比例減圧バルブに予め設定された基準電流を出力して基準制御圧力が前記吐出流量制御手段に供給されるようにし、前記ブーム作動検出信号またはアーム作動検出信号のうちのいずれか一つが発生した場合には最大電流値から前記基準電流値まで漸次減少する遅延制御電流を前記電磁比例減圧バルブに出力して遅延制御圧力が前記吐出流量制御手段に供給されるようにし、前記スイング検出信号が発生した場合には前記電磁比例減圧バルブに有効電流を出力しないようにして、制御圧力が前記吐出流量制御手段に供給されないようにしたことを特徴とする掘削機の流量制御装置。
IPC (4件):
E02F 9/22
, E02F 9/20
, E02F 9/24
, F15B 11/02
FI (4件):
E02F 9/22 L
, E02F 9/20 G
, E02F 9/24 B
, F15B 11/02 C
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