特許
J-GLOBAL ID:200903056535822612

内燃機関の点火時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-014188
公開番号(公開出願番号):特開平9-209895
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 可変バルブタイミング機構を有する内燃機関において実バルブタイミングが基本バルブタイミングよりずれた場合にそのずれに応じて点火時期を最適に補正することを可能とする。【解決手段】 バルブタイミング変位量VTDが遅角側にずれた場合、軽負荷域においては、内部EGR量の減少に伴う燃焼速度の迅速化に対応すべく、点火時期を遅角側に補正し、また、高負荷域においては、実圧縮比の低下に伴う燃焼速度の遅延化に対応すべく、点火時期を進角側に補正する。一方、バルブタイミング変位量VTDが進角側にずれた場合、軽負荷域においては、内部EGR量の増大に伴う燃焼速度の遅延化に対応すべく、点火時期を進角側に補正し、また、高負荷域においては、実圧縮比の上昇に伴う燃焼速度の迅速化に対応すべく、点火時期を遅角側に補正する。
請求項(抜粋):
バルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング機構を有し機関負荷及び機関回転速度に応じて基本バルブタイミングを設定する内燃機関における点火時期制御装置であって、機関負荷、機関回転速度、及び基本バルブタイミングに応じて基本点火時期を設定する基本点火時期設定手段と、内部EGR量の変化が点火時期に与える影響が、実圧縮比の変化が点火時期に与える影響よりも大きい機関負荷領域において、実バルブタイミングが基本バルブタイミングに対してバルブオーバラップ量が増大する方向にずれた際には機関負荷が軽負荷であるほど該基本点火時期を進角補正し、実バルブタイミングが基本バルブタイミングに対してバルブオーバラップ量が減少する方向にずれた際には機関負荷が軽負荷であるほど該基本点火時期を遅角補正する点火時期補正手段と、を具備する、内燃機関の点火時期制御装置。
IPC (3件):
F02P 5/15 ,  F02D 13/02 ,  F02D 45/00 312
FI (4件):
F02P 5/15 B ,  F02D 13/02 J ,  F02D 13/02 H ,  F02D 45/00 312 H

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