特許
J-GLOBAL ID:200903056541112570

NMR用の無線周波磁界コイルおよび電力スプリツタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-117876
公開番号(公開出願番号):特開平5-113473
出願日: 1991年04月23日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】コイルとイメージング対象との間の結合損失の影響に一層耐える円偏波磁界を発生することができ、軸方向の磁界の均一性を改良し、更に、核スピンの励起の間、イメージング対象に失なわれるRF電力を小さくし、イメージング対象のRF加熱を小さくしたRFコイルを作成する。【構成】NMRイメージング用の無線周波コイルはMR磁石の縦方向の静磁界16とそろえられた一連の導電セグメント24を含む。ハイブリッド電力スプリッタ/組合わせ器32が各軸方向セグメントにフェーズド信号を供給することにより横方向の円偏波磁界を発生する。電力スプリッタ組合わせ器32は軸方向セグメントを分離することにより、イメージング対象と無線周波コイルとの間の容量結合によって生じる磁界歪みを小さくする。軸方向セグメントを調整して直列共鳴させることにより容量結合を更に小さくする。階段状のシールド設計とする。
請求項(抜粋):
RF信号から縦軸を中心として周波数ωの回転する横方向磁界を作成するNMR無線周波コイルにおいて、RF信号s(t)=sin(ωt)を発生するRF発生手段、縦軸に平行で、横方向角度θで縦軸のまわりに間隔を置いて配置された複数の導電性セグメント手段、ならびにRF信号を受けて複数のフェーズド信号を発生する電力スプリッタ手段であって、上記フェーズド信号を対応する横方向角度θの導電性セグメント手段に接続することにより導電性セグメント手段にsin(ωt+θ)に比例した電流i(t)が誘導させる電力スプリッタ手段、を含むことを特徴とするNMR無線周波コイル。
IPC (2件):
G01R 33/34 ,  A61B 5/055
FI (3件):
G01N 24/04 C ,  A61B 5/05 350 ,  A61B 5/05 355
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-039939
  • 特開昭63-235851
  • 特開昭64-043240

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