特許
J-GLOBAL ID:200903056549823565

根切り工事における釜場の排水方法および2槽型釜場

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂井 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-348230
公開番号(公開出願番号):特開平7-189265
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 根切り工事において1槽の釜場を使用する場合は、べた基礎を打設した後、湧水の状況によっては、排水工事と止水工事を同時に施工することが困難で、工期を遅らせる原因となり、混和剤の使用による工費の増加が生じたり、湧水が多い場合は排水ポンプを埋殺すため、工費が増加する欠点を解消する。【構成】 主槽3と副槽4に2分した釜場1の主槽3内に水中ポンプ19を設置し、主槽3内における湧水を排水した後、副槽4内へ水中ポンプ19を移設し、その後の湧水は副槽4内へ流出させ、主槽3の上部に上蓋11を被せて密閉した後、副槽4内の水を排水し水中ポンプ19を撤去する釜場の排水方法および主槽3と副槽4に分離した釜場1の開口縁に上部枠5を周設し、主槽3の側壁7に多数の透孔8を並列して外面に防砂網9を張設し、主槽3に上蓋11を密閉し、仕切壁2に副槽4側に向けて排水バルブ15を設けた。
請求項(抜粋):
主槽(3)と副槽(4)に2分した釜場(1)の主槽(3)内に水中ポンプ(19)を設置し、主槽(3)内における湧水を水中ポンプ(19)で排水した後、副槽(4)内へ水中ポンプ(19)を移設し、前記排水作業を行った後の湧水は副槽(4)内へ流出させながら、主槽(3)の上部開口部に上蓋(11)を被せて密閉して止水作業を行った後、主槽(3)からの副槽(4)内への湧水の流出を遮断し、同時に副槽(4)内にある流入水を水中ポンプ(19)で排水し空所として水中ポンプ(19)を撤去するようにした根切り工事における釜場の排水方法。

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