特許
J-GLOBAL ID:200903056551177794

電子受容体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-506479
公開番号(公開出願番号):特表平9-501432
出願日: 1994年08月09日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】安定した電子受容体組成物は、支持体上に配置された支柱を有する複数の金属錯体から構成される。原子価ゼロの少なくとも1つのVIII族金属がマトリックス内に包埋される。錯体は、1から約100単位の式:-(Y1O3-Z-Y2O3)Me1-[但し、Y1及びY2はリンまたは砒素であり;Zは安定した還元形態を可逆的に形成し、マイナスのE°red値を有する2つの共役陽イオン核を含む二価の基であり;及びMe1は少なくとも21の原子番号を有するIII、IVA、若しくはIVB族の三価または四価の金属またはランタニドである]を有する。これらの単位は、二価の結合基を介して支持体に結合する。カウンターアニオン(counter anion)はZの電荷と釣り合う。本組成物は、水を分解して水素ガスを得る際に、酸素を検出する際に、さらには、触媒として使用できるものである。
請求項(抜粋):
以下よりなるフィルムを表面上に有する支持体からなる組成物:(i) 下記式の一価の酸素原子を介して支持体に結合する、複数の下記式の錯体分子; ただし、Lは、二価の結合基であり; Y1及びY2は、それぞれ、互いに独立して、リンまたは砒素であり; Zは、安定した還元形態を可逆的に形成し、共にマイナスのE°red値を有する2つの共役陽イオン核を含む二価の基であり; Me1は、少なくとも21の原子番号を有するIII、IVA、若しくはIVB族の三価または四価の金属またはランタニドであり; Xは、陰イオンであり; kは、1から約100までの値であり;及び pは、1または2である;および(ii)錯体内の包埋された原子価ゼロの少なくとも1つのVIII族金属粒子。
IPC (2件):
C07F 9/58 ,  C01B 3/04
FI (2件):
C07F 9/58 Z ,  C01B 3/04 A

前のページに戻る