特許
J-GLOBAL ID:200903056551826512

乳母車の座席

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-000241
公開番号(公開出願番号):特開平8-183460
出願日: 1995年01月05日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】 座部および背もたれ部の形状を保持するため座芯材および背もたれ芯材を備え、乳母車の折りたたみ動作に応じて、座芯材および背もたれ芯材がそれぞれ上方および前方へ折曲げられるとともに、座芯材の上面と背もたれ芯材の前面とが互いに近づくように座芯材と背もたれ芯材とが回動される、乳母車の座席において、座芯材と背もたれ芯材とが互いに干渉することによって乳母車の折りたたみ動作が妨げられることを防止する。【構成】 乳母車の両側部に位置し乳母車の幅方向での折りたたみ動作に応じて互いに近づく1対のベルト取付部材43,44間に渡された状態で可撓性のベルト42を取付ける。背もたれ芯材9の下方端をベルト42によって保持し、乳母車が折りたたまれたとき、ベルト42が緩められることにより、背もたれ芯材9の下方端を変位可能とし、座芯材8と背もたれ芯材9との干渉を避けるように、背もたれ芯材9を変位させる。
請求項(抜粋):
座部と、前記座部の後方端から立ち上がる背もたれ部とを備え、前記座部および前記背もたれ部は、それぞれ、剛性の比較的高い材料からなる板状の座芯材および背もたれ芯材によって各々の形状が維持され、当該乳母車の幅方向での折りたたみ動作を許容するため、前記座芯材および前記背もたれ芯材は、それぞれ、当該乳母車の側面と平行に延びる2つの分割線によって分割された3つの座板および3つの背もたれ板を備えるとともに、前記3つの座板の隣り合うもの相互および前記3つの背もたれ板の隣り合うもの相互は、それぞれ、ヒンジ接続され、当該乳母車の折りたたみ動作に応じて、前記座芯材および前記背もたれ芯材がそれぞれ上方および前方へ折曲げられるとともに、前記座芯材の上面と前記背もたれ芯材の前面とが互いに近づくように前記座芯材と前記背もたれ芯材とが回動される、乳母車の座席であって、当該乳母車の両側部に位置しかつ当該乳母車の幅方向での折りたたみ動作に応じて互いに近づく1対のベルト取付部材、および前記1対のベルト取付部材にその各端部がそれぞれ取付けられながら前記1対のベルト取付部材間に渡される可撓性のベルトを備え、前記背もたれ芯材の下方端が前記ベルトに保持されていることを特徴とする、乳母車の座席。
IPC (2件):
B62B 9/10 ,  B62B 7/08

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