特許
J-GLOBAL ID:200903056552774788

リキッドアイスの連続的製造方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-264281
公開番号(公開出願番号):特開平9-042811
出願日: 1994年10月27日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、純粋な氷晶を製造する間のエネルギーの消費が少なく、所定のパラメータへの厳守に関する要求が少なく、且つ維持費と同様に僅かな費用で、絶対不可欠な全ての操作パラメータを最適にする、リキッドアイスの連続的な製造のための方法及び装置を提供する点にある。【構成】 溶液からのリキッドアイスの連続的製造装置において、循環タンク22と、ポンプと、少なくとも管状エレメントを通る溶液を冷却するための冷媒循環路と、氷晶核及び微少純粋氷晶核の生成を起こす、液体分離装置-熱交換器と、氷晶核と微少氷晶とを含む冷却された溶液が中に排出される氷晶成長容器18と、氷晶成長容器18から供給される氷分離器20とを含む。純粋氷晶は、循環タンク22に還流される濃縮溶液から分離され、純粋氷晶は氷分離器20から連続的に排出される。
請求項(抜粋):
所定濃度で、零下の凝固点温度を有する溶液を備える工程と、前記溶液を循環タンクから引導し、エバポレーター-クリスタライザーにおける沸騰冷媒に熱交換可能に外壁表面が直接接触する少なくとも一つの筒状エレメントを通過させ、前記筒状エレメントの壁を横断する、前記冷媒との熱交換が、前記筒状エレメントの内側表面近くの溶液層を冷却し、前記内側表面に付着する氷晶核を生じさせる工程と、前記エバポレーター-クリスタライザーから液体分離装置に前記沸騰冷媒によって生ぜしめられた液体粒子を含む冷媒蒸気を導き、エバポレーター-クリスタライザーに分離された液体冷媒を還流する工程と、氷晶核及び微小純粋氷晶の形成を促進するために前記氷晶核を前記内側表面から移動させ、かつ、前記筒状エレメント全体の隅々に、均一に冷却された壁近傍の溶液層と同じように、氷晶核を分配する装置を使用する工程と、前記核及び前記純粋氷晶を濃縮溶液と共に、前記筒状エレメントから移動させる工程と、前記氷晶を前記濃縮溶液から分離する工程と、前記濃縮溶液を前記循環タンクに還流し、所定値に濃縮する工程とを備えたリキッドアイスの連続的製造方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特表昭62-500043
  • 特開平2-259386
  • 氷蓄熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-144290   出願人:ダイキン工業株式会社
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