特許
J-GLOBAL ID:200903056553913005

樹脂モールド形変成器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-171568
公開番号(公開出願番号):特開平11-016748
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 二次巻線の上にポリエステルフィルムを巻回して主絶縁層を形成してその上から一次巻線を施す構成の樹脂モールド形変成器であって、樹脂含浸前の巻線部の加温乾燥の際、熱膨張係数(銅線材<ポリエステルフィルム)の差による二次巻線と主絶縁層間に微少ギャップが生じた場合と、巻線部を金型に組み入れ搬送する場合の巻線軸方向への二次巻線と主絶縁層のズレを防止する。また、コロナの発生し易い主絶縁層と二次巻線の境界部への樹脂含浸性を向上させる。【解決手段】 二次巻線2の最終層とその下の層の間で、巻軸方向に二次巻線2の巻軸方向幅より長い絶縁帯8を卷回方向に複数箇所配置し、この絶縁帯8の両端を折り曲げて主絶縁層4の間に巻き込んで固定する。
請求項(抜粋):
巻心に複数層巻回された二次巻線と、この二次巻線の上に複数の絶縁層で形成した主絶縁層と、この主絶縁層の上に巻回された一次巻線とを樹脂含浸して形成する樹脂モールド変成器において、上記二次巻線の最終層とその下の層の間に、その長手方向の両端部が上記二次巻線の巻軸方向両端部からはみ出すように配置した絶縁帯を、上記二次巻線の卷回方向に複数個配置し、上記絶縁帯の両端部を折り曲げて上記主絶縁層の層間で挾持したことを特徴とする樹脂モールド形変成器。
FI (2件):
H01F 27/32 A ,  H01F 27/32 Z

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