特許
J-GLOBAL ID:200903056559058972
磁石式発電機における出力コード保持部材の固着装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八木田 茂 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-068747
公開番号(公開出願番号):特開平5-276702
出願日: 1992年03月26日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】製造効率がよく、長期間エンジン等の振動にさらされても、固着強度が低下しない出力コード固着装置を提供すること。【構成】本発明の出力コード固着装置によれば、一方側に発電コイル(11,13) の出力コード(18)を保持し他方側に取付孔(22)が穿設された保持部材(19)を、複数の鋼板(8) を積層して成るコア(9) に穿設された保持部材取付孔(23)に重合し、リベット(27)をそれらの孔に挿入して固着する。この場合にリベット(27)はその変形膨張作用によって保持部材(19)とコア(9) を上下方向にクランプすると同時に前記保持部材(19)を、コア(9) と保持部材(19)の少なくとも一方に形成された係止部(21)の係止力が強くなる方向に押圧して、保持部材(19)とコア(9) を強固に係止させる。
請求項(抜粋):
少なくとも一つの発電用コイルが巻回された複数の鋼板を積層してなる磁石式発電機のコアの鋼板の積層方向に対して略垂直方向に貫通するように穿設された保持部材取付孔に、一方側に前記したコアの発電用コイルの出力コードを保持し他方側に取付孔が穿設された保持部材の前記取付孔を重合させ、それら孔にリベットを挿嵌し、リベットの変形膨張作用を利用して前記コアと保持部材とを固着するようにした固着装置において、固着時に前記コアと前記保持部材とを係止する係止部を保持部材或いはコアの少なくとも一方に形成し、リベットの変形膨張時に変形膨張したリベットが保持部材を前記係止部の係止力を強める方向に押圧するように構成したことを特徴とする磁石式発電機における出力コード保持部材の固着装置。
IPC (2件):
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