特許
J-GLOBAL ID:200903056567578667

電磁クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-242182
公開番号(公開出願番号):特開平10-089385
出願日: 1996年09月12日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 第1に温度ヒューズの設置に伴う電磁コイルの巻線スペースの減少を抑制する。第2に正常時における温度ヒューズの誤作動の可能性の低減と、クラッチ滑り時における温度ヒューズ溶断の応答性を向上する。【解決手段】 回転駆動源からの回転力を受けて回転するロータ2と、圧縮機の回転軸に連結されるハブ12と、電磁コイル5を巻線したコイルスプール14を収納し、固定するコイルハウジング4と、電磁コイル5の発生する電磁吸引力によりロータ2の摩擦面2aに吸着されてハブ12側に回転を伝えるアーマチャ8とを備える。コイルスプール14のうち、ロータ2の摩擦面2a側に位置する内周角部に傾斜面を形成し、この傾斜面により形成される凹所に、温度ヒューズ13を配設する。この温度ヒューズ13を所定温度以上において溶断して、電磁コイル5への通電を遮断する。
請求項(抜粋):
磁性体により形成され、回転駆動源からの回転力を受けて回転する駆動側回転部材(1、2)と、従動側機器の回転軸に連結される従動側回転部材(12)と、通電により電磁吸引力を発生する電磁コイル(5)と、磁性体により形成され、前記電磁コイル(5)を収納し、固定するコイルハウジング(4)と、磁性体により形成され、前記電磁コイル(5)の発生する電磁吸引力により前記駆動側回転部材(1、2)の摩擦面(2a)に吸着されるアーマチャ(8)と、前記従動側回転部材(12)と前記アーマチャ(8)との間を連結するように配設され、前記電磁コイル(5)の非通電時には前記アーマチャ(8)を前記駆動側回転部材(1、2)の摩擦面(2a)から開離した位置に保持する弾性連結機構(9、10、11)と、前記コイルハウジング(4)内において、前記駆動側回転部材(1、2)の摩擦面(2a)に近接した部位に配設され、所定温度以上において溶断して、前記電磁コイル(5)への通電を遮断する温度ヒューズ(13)とを備える電磁クラッチにおいて、前記コイルハウジング(4)内に円環状のコイルスプール(14)が配設され、このコイルスプール(14)上に前記電磁コイル(5)が巻線されており、このコイルスプール(14)のうち、前記駆動側回転部材(1、2)の摩擦面(2a)側に位置する内周角部に、凹所(14b)が形成されており、この凹所(14b)に前記温度ヒューズ(13)が配設されていることを特徴とする電磁クラッチ。
IPC (2件):
F16D 27/112 ,  F16D 27/14
FI (2件):
F16D 27/10 341 Z ,  F16D 27/14 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-138529
  • 特開昭57-051025

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