特許
J-GLOBAL ID:200903056568777370

マンガン酸化物の再生、前処理および沈殿

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  小林 良博 ,  西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-574330
公開番号(公開出願番号):特表2005-518938
出願日: 2003年03月06日
公開日(公表日): 2005年06月30日
要約:
マンガン酸化物の再生および前処理ならびにマンガン塩溶液からのマンガン酸化物の沈殿のための方法およびシステム。マンガン酸化物およびマンガン塩溶液を大気圧での沸点または沸点近くの温度に加熱されている水溶液を用いて処理する。MnO2安定領域中にそれらを維持するように、溶液温度、Eh値およびpH値を監視および調整する。これにより、高いまたは増加した汚染物質負荷容量および/または平均酸化状態を有するマンガン酸化物の再生、沈殿および前処理を生じる。このようにして生産されたマンガン酸化物は、他の用途の中でもとりわけ、工業ガス流から標的汚染物質を捕獲および除去するための吸着剤として好適である。傍観イオンとして有用且つ回収可能な価値ある存在をさらに処理して有用且つ販売可能な副生成物を生成することができる。
請求項(抜粋):
マンガン塩反応生成物を粒子表面に有し、前記反応生成物が標的汚染物質と未使用マンガン酸化物との間の反応により形成される充填されたマンガン酸化物粒子の迅速かつ適合可能な再生方法であって、以下の工程を含んでなる方法: 充填されたマンガン酸化物を予備酸化すすぎ水溶液中ですすぎ、反応生成物を溶液中に溶解させ、それにより反応生成物をマンガン酸化物の表面から除去する工程; すすがれたマンガン酸化物を溶液から分離または濾過し、前記溶液を予備酸化濾液としてさらなる処理または操作に回す工程; 加熱された酸化性水溶液を収容している再生容器に、攪拌しながら、前記すすがれたマンガン酸化物を供給し、そして当該溶液を混合してスラリーを形成する工程であって、前記溶液が、大気圧での沸点または沸点近くの温度に加熱されている水溶液に対するMnO2安定領域中にEh値およびpH値を有するように調製されている工程; 溶液の状態をMnO2安定領域中に迅速に移動させ、前記安定領域中に維持するように、溶液温度、Eh値およびpH値を監視および調整する工程;ならびに 標的汚染物質が反応したマンガンの未使用酸化物のものと少なくとも等しい汚染物質負荷容量および/または平均酸化状態を有するようにマンガン酸化物が再生されるまでMnO2安定領域中に前記溶液の状態を維持する工程。
IPC (2件):
B01J20/34 ,  B01J20/06
FI (2件):
B01J20/34 G ,  B01J20/06 A
Fターム (23件):
4G066AA09D ,  4G066AA11D ,  4G066AA13D ,  4G066AA26B ,  4G066AA26D ,  4G066AA32D ,  4G066AA47D ,  4G066BA09 ,  4G066BA23 ,  4G066BA25 ,  4G066BA26 ,  4G066BA36 ,  4G066CA22 ,  4G066CA23 ,  4G066CA24 ,  4G066CA28 ,  4G066CA31 ,  4G066CA35 ,  4G066CA47 ,  4G066DA05 ,  4G066GA11 ,  4G066GA27 ,  4G066GA37
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭51-062181
  • 特開昭51-062181
  • 特開昭55-145532
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引用文献:
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