特許
J-GLOBAL ID:200903056570376129

Tナットの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-268820
公開番号(公開出願番号):特開平7-116769
出願日: 1993年10月27日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【構成】 金属板55に膨出部59を形成し、この膨出部59の先端面部に貫通孔60を設けた後、膨出部59の先端部72の外径を基部73の外径に比べて比較的小さくすることにより、先端部72の肉厚を比較的薄くする。次いで、基部73の肉厚をほぼ維持しながら、その外径および内径を縮める。このようにして、先端部72が比較的肉薄のかしめ予定部分となり、基部73が比較的肉厚の雌ねじ形成部分となる。【効果】 金属板に保持されたままの状態で、塑性加工を適用して、Tナットのための外径が一様であって先端部の肉厚が比較的薄くされたかしめ予定部分を備える軸部が形成されることができる。
請求項(抜粋):
一体の金属材料からなる、軸部および前記軸部の第1の端部から外方へ張出すフランジ部を備え、前記軸部は、外径が一様な中空の筒状をなし、前記第1の端部側において内径が比較的小さくかつ肉厚が比較的厚くされるとともに内周面上に雌ねじが形成された雌ねじ形成部分を備え、かつ前記第1の端部とは逆の第2の端部側において内径が比較的大きくかつ肉厚が比較的薄くされたかしめ予定部分を備える、Tナットの製造方法であって、金属板を用意し、前記フランジ部となるべき部分の位置を前記金属板上に決め、前記金属板の、前記フランジ部となるべき部分の中心部を、当該金属板の一方主面側へ膨出させることにより、前記軸部となるべき膨出部を形成し、前記膨出部の先端面部に貫通孔を設け、前記膨出部の前記かしめ予定部分に相当する先端部の外径を前記雌ねじ形成部分に相当する基部の外径に比べて比較的小さくすることにより、前記先端部の肉厚を前記基部の肉厚より薄くし、次いで、前記基部の肉厚をほぼ維持しながら、その外径および内径を縮め、前記膨出部の基部の内周面上に雌ねじを形成する、各工程を備える、Tナットの製造方法。
IPC (2件):
B21K 1/70 ,  F16B 37/04

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