特許
J-GLOBAL ID:200903056570479270

ラクチドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 寺田 實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-220342
公開番号(公開出願番号):特開平6-065230
出願日: 1992年08月19日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 毒性が少なく、残渣の溶液処理が容易であるばかりでなく、効率よくラクチドを製造することのできる触媒を使用したラクチドの製造方法を提供することを目的とする。【構成】 低分子量のポリ乳酸を、アルカリ金属の化合物の存在下において、減圧下で130〜230°Cへ加熱し、生成したラクチドを留去することにより、ラクチドを製造する。さらに本反応を効率よく行うために、乳酸を高沸点アルコール存在下、減圧下でかつ昇温において脱水縮合した低分子量のポリ乳酸を用いる。【効果】 本方法によれば、従来知られていた触媒を用いるより効率よく、ラクチドを製造することができる。また、この触媒は、反応後の残渣の処理がたやすいという点でも優れている。
請求項(抜粋):
低分子量のポリ乳酸を、アルカリ金属の水酸化物、アルカリ金属と弱酸との塩、または、アルカリ金属のアルコキシドの存在下において、減圧下で加熱し、生成したラクチドを留去するラクチドの製造方法。
IPC (5件):
C07D319/12 ,  C07C 51/00 ,  C07C 59/08 ,  C07C 69/68 ,  C07B 61/00 300

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