特許
J-GLOBAL ID:200903056574148490

波形観測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 誠志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-030158
公開番号(公開出願番号):特開平8-201436
出願日: 1995年01月25日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 構成が簡単で高速サンプリングに対応でき、演算処理をすることなく有効なデータの読出しをすぐに開始できるようにする。【構成】 ディジタルデータがFIFOメモリ33に所定数(プリポイント値)まで記憶されてプリポイントカウンタ34からトリガ許可信号が出力されてから、トリガ発生回路35からトリガ信号が発生するまでの間、擬似読出回路36は、サンプリング信号と同一周期の第1の読出信号をFIFOメモリ33の読出クロック端子に入力して、その書込みポインタ値と読出ポインタ値の差が所定数と等しい状態を維持しながら、ディジタルデータの読出しを書込みと並行して行なう。トリガ信号が発生すると、書込みポインタ値が読出ポインタ値に追いつくまでデータの書込みが行なわれ、制御装置40が第2の読出信号をFIFOメモリ33へ入力してディジタルデータを読出し、被観測信号の波形を表示させる。
請求項(抜粋):
所定周期のサンプリング信号を出力するサンプリング信号発生回路(31)と、入力される被観測信号を前記サンプリング信号の周期でサンプリングするとともにディジタルデータに変換するA/D変換器(32)と、独立した入力ポート、出力ポート、書込クロック端子および読出クロック端子を有し、前記A/D変換器から前記入力ポートを介して入力されるディジタルデータを、前記書込クロック端子に前記サンプリング信号が入力される毎に順番に記憶し、該記憶したディジタルデータを前記読出クロック端子に読出信号が入力される毎にその記憶した順に前記出力ポートから一つずつ出力するFIFOメモリ(33)と、前記サンプリング信号発生回路から前記サンプリング信号が所定数出力されたときトリガ許可信号を出力するトリガ許可回路(34)と、前記トリガ許可回路から前記トリガ許可信号が出力された以後にトリガ信号を発生するトリガ発生回路(35)と、前記トリガ許可信号が出力されてから前記トリガ信号が発生するまでの間、前記サンプリング信号と同一周期の第1の読出信号を前記FIFOメモリの前記読出クロック端子に入力する擬似読出回路(36)と、前記トリガ信号が発生した以後に前記第1の読出信号に代わって第2の読出信号を前記FIFOメモリの前記読出クロック端子に入力し、該FIFOメモリに記憶されているディジタルデータを前記出力ポートから読み出す読出手段(40)と、前記読出手段によって読み出されるディジタルデータを基に、波形表示する表示手段(40、42)とを備えた波形観測装置。

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