特許
J-GLOBAL ID:200903056578193376

チェーンテンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-149556
公開番号(公開出願番号):特開2000-337461
出願日: 1999年05月28日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 プランジャの脱落を防止し、そのプランジャを使用状態に簡単に戻すことができるチェーンテンショナを提供することである。【解決手段】 ハウジング1のスリーブ挿入孔2内に挿入されて抜け止めされたスリーブ6の内周に、縮径用テーパ面21aと係止用テーパ面21bを有する複数の円周溝21と、ストッパ溝22とを形成する。スリーブ6内に挿入され、張力調整ばね11で押圧されるプランジャ10の外周にレジスタクリップ17を保持するガイド溝18を形成し、上記レジスタクリップ17とストッパ溝22の係合によってプランジャ10を抜け止めする。ガイド溝18の先行側に円周溝21の係止用テーパ面21bとの協働によってレジスタクリップ17を縮径可能とするテーパ面20を形成してプランジャ10を押し込みにより後退動し得るようにする。
請求項(抜粋):
スリーブ挿入孔を有するハウジングと、前記スリーブ挿入孔内に挿入され、かつ抜け止めされたスリーブと、このスリーブ内にスライド自在に組込まれ、そのスリーブ内に油圧ダンパ室を形成するプランジャと、このプランジャに外方向への突出性を付与する張力調整ばねとから成り、前記プランジャの後端部外周に縮径可能なレジスタクリップが収納されるガイド溝を設け、そのガイド溝には、プランジャの外方向への移動時における後行側に前記レジスタクリップと係止可能な係止面と、先行側にテーパ面とを形成し、前記スリーブの内周には複数の円周溝を軸方向に間隔をおいて形成し、各円周溝の内周に前記レジスタクリップが前記係止面で係止されてプランジャと共に移動する前進時に、そのレジスタクリップを縮径させる縮径用テーパ面と、プランジャがチェーンで押圧される後退時に前記テーパ面とでレジスタクリップを挟持してプランジャの後退動を阻止すると共に、設定荷重より強い押し込み力がプランジャに付与されたとき、前記テーパ面と協働してレジスタクリップを縮径させる係止用テーパ面とを設け、前記スリーブの内周には最先端の円周溝の前側に前記レジスタクリップの係合によってプランジャを抜け止めするストッパ溝を設けたことを特徴とするチェーンテンショナ。
Fターム (6件):
3J049AA08 ,  3J049BB02 ,  3J049BB13 ,  3J049BB26 ,  3J049BD03 ,  3J049CA02

前のページに戻る