特許
J-GLOBAL ID:200903056583062468

同位体分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-283188
公開番号(公開出願番号):特開平6-134262
出願日: 1992年10月21日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】着目同位体の分離効率を高める。【構成】超微細構造を持たない着目同位体の遷移ライン7と、超微細構造を持つ非着目同位体の複数の遷移ライン8,9,10,11とが、重なった周波数以上のようにある。このような場合、照射するレーザ光の周波数を、前記周波数領域で周波数掃引する。着目同位体は、遷移ライン7が1つであるので、その同位体原子の励起レベル密度が断熱的に反転分布する。非着目同位体は、超微細構造を持つので、主要な遷移ライン8を経て反転分布が起こっても、副次の遷移ライン9,10,11を経て、前記反転分布が緩和される。このため、着目同位体の分離効率が高くなる。
請求項(抜粋):
パルスレーザ光を用いて同位体原子を選択的に電離させる同位体分離方法において、選択的電離により分離回収すべき着目同位体は超微細構造を持たず、分離したくない非着目同位体は超微細構造を持ち、かつ着目同位体の光共鳴吸収ラインと非着目同位体の超微細構造に起因して複数本ある光共鳴吸収ラインとが重なった周波数領域にあるとき、照射するレーザ光周波数を、前記周波数領域で周波数掃引し、着目同位体を選択的に励起および電離させることを特徴とする同位体分離方法。

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