特許
J-GLOBAL ID:200903056583382004

リボルバタイプ機関砲の薬莢押出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 宏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-081907
公開番号(公開出願番号):特開平10-253293
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 射撃後に薬室に残つている薬莢は、射撃時に発生する高圧の発射ガスの作用で薬室に張りついている。このため、薬室内の薬莢を外部へ押し出すタイプの機関砲にあつては、薬莢の強度を高め、押し出すときに薬莢に変形が生ずることを防止する必要があり、必然的に薬莢の重量及び大きさが大きくなる。これにより、弾薬の収納スペースを増加し、更に、弾薬の装填力が増加することにもなる。【解決手段】 新たな弾薬4の装填前で射撃後の薬莢12が残る薬室10hの位置の後方に、圧力気体によつて突出作動する押出機構16を設置し、射撃に際して砲身1内に発生する発射ガスの一部を押出機構16に導き入れて押出機構16を突出作動させることにより、薬室10に残る薬莢12を押出機構16によつて蹴り出す。
請求項(抜粋):
砲身(1)を備える砲架(2)に薬室ドラム(3)が回転自在に支持され、該薬室ドラム(3)の前部の同一円周上に複数の薬室(10)が形成され、回転移動する薬室(10)にランマ機構(17)によつて弾薬(4)を装填した後に射撃を行い、薬室(10)内に残る薬莢(12)を薬室(10)外に押し出すリボルバタイプ機関砲の薬莢押出方法であつて、新たな弾薬(4)の装填前で射撃後の薬莢(12)が残る薬室(10h)の後方に、圧力気体によつて突出作動する押出機構(16)を配設し、射撃に際して砲身(1)内に発生する発射ガスの一部を押出機構(16)に導き入れて押出機構(16)を突出作動させることにより、薬室(10h)に残る薬莢(12)を押出機構(16)によつて蹴り出すことを特徴とするリボルバタイプ機関砲の薬莢押出方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭31-002249

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