特許
J-GLOBAL ID:200903056594138733

繊維強化熱可塑性樹脂製補強材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-359244
公開番号(公開出願番号):特開2005-120547
出願日: 2003年10月20日
公開日(公表日): 2005年05月12日
要約:
【課題】 腐食によりコンクリート等の剥離原因となることがない繊維強化合成樹脂製補強材の提供。【解決手段】 補強材は、複合繊維の複数本を束ねた複合繊維束1から作製される。複合繊維は、マトリックス樹脂を構成する熱可塑性樹脂からなる低融点成分と、補強繊維を構成する熱可塑性樹脂からなる高融点成分とを備えている。複数本の複合繊維を複合繊維束1にする際には、撚りを掛けて、離脱してバラバラになることが防止される。複合繊維束中間線状体1は、網撚合機の線状物供出ボビンに巻かれて編網されて、メッシュ状体3に形成される。メッシュ状体3は、低融点成分の融点以上、高融点成分の融点以下に加熱して、低融点成分を溶融した後冷却して、補強繊維(高融点成分)を低融点成分で一体的に結着した繊維強化熱可塑性樹脂製ネット状物とされ、このネット状物が盛土や法面の補強用として用いられる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
マトリックス樹脂を構成する熱可塑性樹脂からなる低融点成分と、補強繊維を構成する熱可塑性樹脂からなる高融点成分とを備えた複合繊維を収束した複合繊維束中間線状体を、所定目合いのメッシュ状体に編網した後、緊張下に、前記低融点成分を溶融固化させて、前記補強繊維を前記低融点成分で一体的に結着したネット状物からなることを特徴とする繊維強化熱可塑性樹脂製補強材。
IPC (3件):
D04C1/06 ,  B28B23/02 ,  E04C5/07
FI (3件):
D04C1/06 A ,  B28B23/02 Z ,  E04C5/07
Fターム (14件):
2D044CA04 ,  2D044DC06 ,  2E164AA05 ,  2E164CA17 ,  2E164CB01 ,  2E164CB21 ,  4G058GA01 ,  4G058GB05 ,  4G058GF01 ,  4L046AA07 ,  4L046AA24 ,  4L046BA00 ,  4L046BA07 ,  4L046BB00
引用特許:
審査官引用 (11件)
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