特許
J-GLOBAL ID:200903056595392471

カメラ用フォーカルプレンシャッタのブレーキ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-043306
公開番号(公開出願番号):特開平9-236847
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】先駆動部材と後駆動部材が、一つのブレーキ部材を、同一方向へ順次動かすことによって制動されるようにしたカメラ用フォーカルプレンシャッタのブレーキ機構を提供すること。【解決手段】ブレーキ部材14の回転には板ばね19によって摩擦抵抗力が働いている。露光走行において、先駆動部材9は、その終了段階で駆動ピン9cがブレーキ部材14の当接部14aを押すことにより上記の摩擦抵抗力で制動される。他方、後駆動部材10は、その終了段階でピン10dがブレーキ部材14の当接部14cを押し、該ブレーキ部材14を更に時計方向へ回転させる。そのため、後駆動部材10の作動は、上記の摩擦抵抗力によって制動される。
請求項(抜粋):
先羽根と、該先羽根に露光開口の開閉作動を行わせる先駆動部材と、該先駆動部材に露光走行方向への駆動力を与える先駆動源とを有する先羽根群と、後羽根と、該後羽根に露光開口の開閉作動を行わせる後駆動部材と、該後駆動部材に露光走行方向への駆動力を与える後駆動源とを有する後羽根群と、前記先駆動部材に当接する当接部と前記後駆動部材の作動が伝えられる伝達部とを形成しており回転軸の軸方向へ加圧されてその回転に摩擦抵抗力を与えられているブレーキ部材と、を備えており、前記先羽根群は、該先羽根群の露光走行の終了段階において、前記先駆動部材が前記当接部を押して前記ブレーキ部材を回転させ、前記摩擦抵抗力を負荷として制動されるようにし、また、前記後羽根群は、該後羽根群の露光走行の終了段階において、前記伝達部を介して前記ブレーキ部材を更に同一方向へ回転させ、前記摩擦抵抗力を負荷として制動されるようにしたことを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシャッタのブレーキ機構。

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