特許
J-GLOBAL ID:200903056597553618

液封防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-241956
公開番号(公開出願番号):特開平10-096449
出願日: 1994年05月10日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【目的】 メンブラン部のバネ特性を非線形にする。【構成】 ハウジング4内の略密閉空間をダイアフラム5によって区画して設けた液室を、さらにゴム仕切壁6によって第1室7と第2室8に区画し、オリフィス通路9によって連通する。ゴム仕切壁6の中間部はメンブラン部11をなし、その一部が押し当て部12をなす。押し当て部12は、メンブラン部11が図の下方へ屈曲変形する場合、先端が仕切壁支持部材14へ押し付けられて変形するようになっているため、この変形による反発力がメンブラン部11の変形につれて非線形に変化し、その結果、メンブラン部11のバネ特性が非線形になる。
請求項(抜粋):
車体側又は振動部材側のいずれか一方へ取付けられる第1の連結部材と、他方へ取付けられる第2の連結部材と、これら両部材間に設けられる弾性体と、この弾性体と、第1又は第2の連結部材によって形成される壁部の間に設けられる液室と、この液室を2室に区割するとともに周囲を前記第1又は第2の連結部材のいずれか一方側へ固定される仕切壁と、この仕切壁によって区画された2つの液室間を連結するオリフィスとを備えた液封防振装置において、仕切壁は入力振動に応じて変化する前記液室内の液圧変化によって弾性変形を可能とするメンブラン部を備えるとともに、メンブラン部が弾性変形するとき仕切壁が固定されている前記第1又は第2の連結部材のいずれか側に対して不動である不動部に当接する押し当て部をメンブラン部と一体に形成したことを特徴とする液封防振装置。
IPC (3件):
F16F 15/08 ,  B60K 5/12 ,  F16F 15/04
FI (3件):
F16F 15/08 W ,  B60K 5/12 F ,  F16F 15/04 A

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