特許
J-GLOBAL ID:200903056603450001

REーBaーCuーO系酸化物超電導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿仁屋 節雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-317910
公開番号(公開出願番号):特開平9-156925
出願日: 1995年12月06日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 磁石との磁気反発力特性及び保磁力特性に優れたRE-Ba-Cu-O系酸化物超電導体の製造方法を提供する。【解決手段】 RE化合物(REはYを含む1種もしくは2種以上の希土類金属元素)、Ba化合物、Cu化合物を、(RE,Ba,Cu)のそれぞれのmol%が、A(35,25,40),B(35,35,30),C(15,40,45),D(15,30,55) である各点で囲まれる領域の組成となるように秤量混合し、次に、この混合粉を850 〜1500°Cの温度で焼成することによって得た仮焼粉末を成形してペレット状の前駆体を形成し、次に、この前駆体を990 〜1300°Cの範囲の温度において、加熱して固液共存状態にした後に種結晶接触温度にし、次に、この前駆体に、RE(Ba 1-y Sry )2 Cu3 O 7-x 相(ここでy は0.01〜1 の値をとる)を含む配向した結晶を種結晶として接触させ、次いで、前記前駆体を室温まで徐冷することによって前記種結晶を基点として該種結晶と同じ方位を有するRE-Ba-Cu-O系酸化物超電導体の大きな配向した結晶を製造する。
請求項(抜粋):
RE化合物(REはYを含む1種もしくは2種以上の希土類金属元素)、Ba化合物、Cu化合物を、(RE,Ba,Cu)のそれぞれのmol%が、A(35,25,40)、B(35,35,30)、C(15,40,45)、D(15,30,55)である各点で囲まれる領域の組成となるように秤量混合し、次に、この混合粉を850〜1500°Cの温度で焼成することによって得た仮焼粉末を成形してペレット状の前駆体を形成し、次に、この前駆体を990〜1300°Cの範囲の温度において、加熱して固液共存状態にした後に種結晶接触温度にし、次に、この前駆体に、RE(Ba1-y Sry )2 Cu3 O7-x 相(ここでyは0.01〜1の値をとる)を含む配向した結晶を種結晶として接触させ、次いで、前記前駆体を室温まで徐冷することによって前記種結晶を基点として該種結晶と同じ方位を有するREーBaーCuーO系酸化物超電導体の大きな配向した結晶を製造することを特徴とするREーBaーCuーO系酸化物超電導体の製造方法。
IPC (4件):
C01G 3/00 ZAA ,  C01G 1/00 ,  C30B 11/14 ZAA ,  C30B 29/22 501
FI (4件):
C01G 3/00 ZAA ,  C01G 1/00 S ,  C30B 11/14 ZAA ,  C30B 29/22 501 B

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