特許
J-GLOBAL ID:200903056604369313
環境放射能モニタ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
熊倉 禎男
, 大塚 文昭
, 今城 俊夫
, 西島 孝喜
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-514285
公開番号(公開出願番号):特表2005-504270
出願日: 2002年07月05日
公開日(公表日): 2005年02月10日
要約:
空気を通し流させるフィルタ(12)と、フィルタ上に捕捉された粒子から放出された放射線の検出器(13)とを備える環境放射能モニタ。放射線検出器からの信号は、例えばマルチチャネル分析器(22)によって多数のエネルギーチャネルへと解析され、少なくとも2つのエネルギー窓(W1、W2、W3、W4)のカウントは、自然発生する放射性核種ThC’及びRaC’のピークの低エネルギー尾部の形状を求めて、それらの影響を除去するために用いられる。ThC’ピークの形状は、ThCピークを予測し取り除くのに用いられ、RaC’ピークの形状は、RaAピークを予測し取り除くのに用いられ、それにより全てのバックグラウンドの影響が除去される。したがって、短いカウント時間で、空気により運ばれる放射能の正確な計測が可能となる。
請求項(抜粋):
環境からの放射性物質を含むサンプル(12)から放出される放射線を検出するための放射線検出器(13)を有する環境放射能モニタ(10)であって、前記放射線検出器からの信号を解析して多数のエネルギーチャネルにする手段(22)と、少なくとも2つのエネルギー窓におけるカウントを用いてThC’ピークの低エネルギー尾部の形状を求める手段(24)と、前記ThC’ピークの形状を用いてThCピークを予測する手段(24)と、前記ThC’ピークの低エネルギー尾部を取り除き、ThCピークを取り除くことによってエネルギースペクトルを補正する手段(24)と、少なくとも2つのエネルギー窓におけるカウントを用いてRaC’ピークの低エネルギー尾部の形状を求める手段(24)と、前記RaC’ピークの低エネルギー尾部を取り除くことによって前記エネルギースペクトルを補正する手段(24)と、を備えることを特徴とするモニタ(10)。
IPC (3件):
G01T1/167
, G01T1/178
, G01T1/36
FI (4件):
G01T1/167 H
, G01T1/167 B
, G01T1/178
, G01T1/36 A
Fターム (14件):
2G088EE08
, 2G088EE12
, 2G088EE21
, 2G088EE25
, 2G088FF05
, 2G088FF06
, 2G088GG21
, 2G088HH03
, 2G088KK01
, 2G088KK28
, 2G088LL02
, 2G088LL05
, 2G088LL26
, 2G088MM09
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
α線ダストモニタ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-162142
出願人:富士電機株式会社
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