特許
J-GLOBAL ID:200903056608432486

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-028590
公開番号(公開出願番号):特開平7-239020
出願日: 1994年02月25日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 車両の自動変速機のパワーオンアップシフト時において、結合側の摩擦係合要素の結合遅れにより発生するエンジン吹き上がりを防止するために、一旦油圧を解放した解放側摩擦係合要素を再結合する際の、再結合に伴うショックを極力少なくし、変速フィーリングを向上させる。【構成】 結合側の摩擦係合要素のピストンの無効ストロークを解消するガタ詰め時間(所定時間)tF を学習補正するようにし、油圧の再供給が実施されることなく変速制御が終了したら(S52) 、ガタ詰め時間tF の学習を所定の変速回数(SN)に亘り中止し(S56,S58) 、該所定の変速回数を越えたら油圧の再供給が行われる方向にガタ詰め時間tF を補正する(S75,S77,S79)。
請求項(抜粋):
第一摩擦係合要素への油圧を解放してその係合を解除するとともに第二摩擦係合要素に油圧を供給してこれを係合させることにより第一変速段から第二変速段に変速を行う自動変速機の変速制御装置において、第二摩擦係合要素を駆動するピストンの無効ストロークを解消するよう前記第二摩擦係合要素へ所定油圧を所定時間だけ供給する第一手段と、前記所定時間を学習補正する学習手段と、第一摩擦係合要素の油圧解放を開始した後、所定の運転状態となったとき、該第一摩擦係合要素へ油圧を再供給する第二手段と、前記油圧の再供給がなく変速を終了したとき、以後の変速において前記第二手段による油圧の再供給が行われない変速制御が続く限り、所定回数だけ前記学習手段による学習補正を中止させる第三手段と、変速回数が前記所定回数を越えた後、前記所定時間を補正する補正手段とを具えたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/08 ,  F16H 59:42

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