特許
J-GLOBAL ID:200903056608761897

非接触形メカニカルシール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-213889
公開番号(公開出願番号):特開平5-060247
出願日: 1991年08月26日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 回転密封環のシール面に円周方向に等間隔に配置されて径方向へ延びる複数の流体導入溝と、これに連通して円周方向へ延びる動圧発生グルーブとを備えたものにおいて、シール面間の微小隙間を、自己整合機能の向上によって安定的に保持させるようにする。【構成】 シール面2aの径外端から動圧発生グルーブ6の径方向内側6aまでの寸法Dとシール面2aの径方向の幅Wとの比が0.3を越え、0.5未満に設定され、さらに静止密封環4を構成するカーボン材の密度が1.7〜2.4g/cm3 で、かつヤング率が1200〜2500kg/mm2に設定されている。
請求項(抜粋):
被軸封機器の回転部材と同時回転する回転密封環を設けた回転側シール要素と、被軸封機器のケーシング側に回転不能に保持され、かつスプリングにより回転密封環側に常時付勢される静止密封環を設けた固定側シール要素とを備え、回転密封環のシール面に円周方向に等間隔で外端が径外側に開口しかつ内端がシール面内に存在して径内方向にのびる流体導入溝が複数形成され、これら流体導入溝に連通し、かつ円周方向の一方にのびる動圧発生グルーブが形成された非接触形メカニカルシールにおいて、上記シール面の径外側から動圧発生グルーブの径方向の内側までの寸法と上記シール面の径方向の幅寸法との比が0.3を越え、かつ0.5未満に設定され、さらに、静止密封環を構成するカーボン材の密度が1.7〜2.4g/cm3 で、かつヤング率が1200〜2500kg/mm2 に設定されていることを特徴とする非接触形メカニカルシール。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-236067
  • 特開平1-295079

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