特許
J-GLOBAL ID:200903056623209505

油圧パイロット操作式油圧回路の暖気構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-370392
公開番号(公開出願番号):特開2001-182705
出願日: 1999年12月27日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】【課題】 従来の暖気不都合及び要望の少なくとも一つを解消できる、又は全く新た油圧パイロット操作式油圧回路の暖気構造を提供する。【解決手段】 操作レバー(11)中立時に開閉弁(16)によってパイロット管路(13L,13R) に圧油を流入させて両パイロット管路(13L,13R) の暖気を可能とした油圧パイロット操作式油圧回路の暖気構造において、スプール(1b)中立位置時に弁ボディ(1a)のドレン室(1e)とパイロット受圧室(1cL,1cR) とを連通させる連通路(1fL,1fR) をスプール(1b)両端に備える方向切換弁(1) を有し、両連通路(1fL,1fR) は、スプール(1b)が中立位置から一方側へ摺動時にその摺動量に応じて一方側の連通路(1fL又は1fR)の連通面積が漸増し、かつ他方側の連通路(1fR又は1fL)の連通面積が漸減する関係に成形されている。
請求項(抜粋):
弁ボディ(1a)にスプール(1b)を摺動自在に内嵌すると共に弁ボディ(1a)にタンク(9) へのドレン室(1e)を備え、弁ボディ(1a)のスプール(1b)両端部位にパイロット受圧室(1cL,1cR) を備え、両パイロット受圧室(1cL,1cR)にスプール(1b)を中立方向へ常時付勢する中立バネ(1dR,1dL) を備えると共に両パイロット受圧室(1cL,1cR) にパイロット管路(13L,13R) を接続し、両パイロット管路(13L,13R) の一方(13L又は13R)を介して一方側パイロット受圧室(1cL又は1cR)にパイロット油圧を与えることによりスプール(1b)が弁ボディ(1a)内を中立位置から他方へ摺動し、この摺動によって開く開口から油圧ポンプ(2) の吐出油を油圧アクチュエータ(3) に与えて油圧アクチュエータ(3) を作動させる方向切換弁(1) と、操作レバー(11)と、操作レバー(11)中立時に両パイロット管路(13L,13R) をタンク(9) へ連通させ、他方、操作レバー(11)操作時に操作側パイロット管路(13L又は13R)に操作レバー(11)の操作量に応じた圧力のパイロット油圧を与え、かつ非操作側パイロット管路(13R又は13L)をタンク(9) へ連通させるパイロット油調圧弁(10)とを備える油圧パイロット操作式油圧回路に対し、操作レバー(11)中立時に両パイロット管路(13L,13R) 及び/又は両パイロット受圧室(1cL,1cR) に圧油を流入自在とする開閉弁(16)を設け、操作レバー(11)中立時に開閉弁(16)によって両パイロット管路(13L,13R) 及び/又は両パイロット受圧室(1cL,1cR) に圧油を流入させて両パイロット管路(13L,13R) の暖気を可能とした油圧パイロット操作式油圧回路の暖気構造において、方向切換弁(1) は、スプール(1b)中立位置時に弁ボディ(1a)のドレン室(1e)と両パイロット受圧室(1cL,1cR) とを連通させる連通路(1fL,1fR) をスプール(1b)両端に備えると共に、両連通路(1fL,1fR) は、スプール(1b)が中立位置から一方側へ摺動時にその摺動量に応じて一方側の連通路(1fL又は1fR)の連通面積が漸増し、かつ他方側の連通路(1fR又は1fL)の連通面積が漸減する関係に成形されていることを特徴とする油圧パイロット操作式油圧回路の暖気構造。
IPC (2件):
F15B 11/08 ,  F15B 11/00
FI (2件):
F15B 11/08 A ,  F15B 11/00 Z
Fターム (16件):
3H089AA60 ,  3H089BB21 ,  3H089CC01 ,  3H089DA03 ,  3H089DA13 ,  3H089DB07 ,  3H089DB33 ,  3H089DB47 ,  3H089DB49 ,  3H089EE14 ,  3H089EE17 ,  3H089EE36 ,  3H089FF07 ,  3H089FF16 ,  3H089GG02 ,  3H089JJ02

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