特許
J-GLOBAL ID:200903056627061316

内燃機関のノッキング検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-250748
公開番号(公開出願番号):特開平7-103856
出願日: 1993年10月06日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関の運転状態等によってノックセンサ用フィルタの濾波帯域が切替制御される場合でも、その濾波信号に基づき迅速に適正な判定レベルを設定して、常に安定した精度の高いノッキング検出を維持する。【構成】 濾波信号を内燃機関の任意処理サイクル分平均化処理したバックグランドレベルに更新量ΔVを加減してこれを更新し且つ、該更新されるバックグランドレベルを所定倍して、濾波信号からノッキングの有無を判定するための判定レベルを設定する装置に対して、濾波帯域が切替制御された直後、この更新量ΔVを強制的に大きく設定し、その後、経時的に同更新量ΔVを小さく徐変させる徐変制御装置を設ける。判定レベルは、この徐変制御される更新量ΔVに応じて迅速にそのレベルが推移され、濾波帯域切替時の濾波信号レベルの変化に好適に追従するようになる。
請求項(抜粋):
内燃機関に発生する振動を検出するノックセンサと、このノックセンサの出力信号を入力してノック特有の周波数帯域の信号を濾波する帯域通過フィルタと、内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、該検出された運転状態に応じて前記帯域通過フィルタの濾波帯域を切替制御するフィルタ制御手段とを有し、該濾波帯域の制御される帯域通過フィルタの濾波信号レベルに基づいて内燃機関のノッキングの有無を検出する内燃機関のノッキング検出装置において、前記帯域通過フィルタによる濾波信号に基づき同濾波信号のレベル推移に対応したバックグランドレベルを演算するバックグランドレベル演算手段と、該演算されたバックグランドレベルに基づいて、前記帯域通過フィルタによる濾波信号の信号レベルから前記ノッキングの有無を判定するための判定レベルを設定する判定レベル設定手段と、少なくとも前記フィルタ制御手段による濾波帯域切替制御の直後、前記演算されるバックグランドレベルの更新量を強制的に拡大する更新量拡大手段と、を具えることを特徴とする内燃機関のノッキング検出装置。
IPC (5件):
G01M 15/00 ,  F02D 45/00 368 ,  F02P 5/152 ,  F02P 5/153 ,  G01L 23/22
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開2057-067441
  • 特開昭56-000637
  • 特開昭59-065728

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