特許
J-GLOBAL ID:200903056627625082

電子天びん

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西田 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-157602
公開番号(公開出願番号):特開平9-005147
出願日: 1995年06月23日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 磁場中のコイルへのフィードバック電流を決めるPIDもしくはPD演算結果のうちI、またはIとP、もしくはPを計量値の決定に供し、その決定に供した演算結果に基づく電流と、残りの演算結果に基づく電流とを、磁場中に配置した2つのコイルに分けて流す電子天びんにおいて、大きな磁気回路を用いることなく正確な計量値を得ることのできる電子天びんを提供する。【構成】 計量値の決定に供される電流を流すコイル5を、磁気回路7が作る磁場中の均一磁場の中心部に置き、他方のコイル6を、その軸方向上下いずれかまたは双方に置くことで、S/Nの高い電子天びんでありながら、磁気回路7として小型のものを用いて正確な計量値を得る。
請求項(抜粋):
被測定荷重によって変位する可動部にコイルを固着し、かつ、そのコイルを磁気回路が作る磁場中に配置するとともに、上記可動部の変位を変位検出器によって検出し、その検出信号を比例・積分・微分演算、もしくは、比例・微分演算した後、電流信号として上記コイルに流すことによって、被測定荷重と電磁力とを平衡させ、その平衡状態でコイルに流れる電流から計量値を決定する天びんにおいて、上記比例・積分・微分演算、もしくは、比例・微分演算のうち、積分または比例・積分演算後の信号、もしくは、比例演算後の信号のみを上記計量値の決定に供し、かつ、上記磁場中に2つのコイルを設けて、その各コイルに上記計量値の決定に供する信号と残りの信号とをそれぞれ別個に流すよう構成するとともに、計量値の決定に供する信号が流されるコイルを、上記磁気回路が形成する磁場中における均一磁場の中心部分に配置し、そのコイルの軸方向上下いずれかまたは双方に、他方のコイルを配置していることを特徴とする電子天びん。
IPC (2件):
G01G 7/04 ,  G01G 23/37
FI (2件):
G01G 7/04 ,  G01G 23/37 F

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