特許
J-GLOBAL ID:200903056627838590

ダイバーシチ受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-102356
公開番号(公開出願番号):特開平8-298482
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ダイバーシチ受信機に関し、低廉化および小型化をはかりつつ従来例と同等のダイバーシチ効果を得ることを目的とする。【構成】 搬送波の位相が可変対象となる変調方式に適応した受信波を個別に取り込み、その変調方式のシンボル単位にこれらの受信波の振幅と位相とを求める復調手段111、112と、これらの受信波について、振幅差と位相差とこれらの受信波の一方の位相とがとり得る値の組み合わせ毎に、算術演算で予め求められたベクトル和の位相とその一方の位相との差で与えられる誤差分を格納する記憶手段12と、復調手段111、112が個別に求めた振幅と位相とについて個別に差分を求め、これらの差分の組み合わせに基づいて記憶手段12を参照するメモリアクセス手段13と、その参照の下で記憶手段12が与える誤差分と一方の位相との和をとり、ベクトル和の位相を得る加算手段14とを備えて構成される。
請求項(抜粋):
搬送波の位相が可変対象となる変調方式が適用された無線伝送系の2つのブランチから個別に得られる受信波を取り込み、その変調方式のシンボル単位にこれらの受信波の振幅と位相とを求める2つの復調手段と、前記2つのブランチから個別に得られる受信波について、振幅の差と位相の差とがこれらの受信波の何れか一方の位相とがとり得る値の組み合わせ毎に、その組み合わせに基づく算術演算によって予め求められたベクトル和の位相とその一方の位相との差で与えられる誤差分を格納する記憶手段と、前記2つの復調手段によって求められた振幅および位相について個別に差分を求め、これらの差分の組み合わせに基づいて前記記憶手段を参照するメモリアクセス手段と、前記メモリアクセス手段によって参照された記憶手段が与える誤差分と前記一方の位相との和をとり、前記ベクトル和の位相を得る加算手段とを備えたことを特徴とするダイバーシチ受信機。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-192325

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