特許
J-GLOBAL ID:200903056641950085

インサイチユー連続分散アニオン重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-275523
公開番号(公開出願番号):特開平7-233228
出願日: 1994年10月17日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 インサイチュー連続分散アニオン重合方法。【構成】 本発明に従い、インサイチューで連続的に製造するブロック共重合体分散剤の存在下、アニオン開始剤触媒系を用い、分散用の液状脂肪族炭化水素媒体中で、30から65重量%が共役ジオレフィンモノマー、好適にはブタジエンでありそして35から70重量%がビニル置換芳香族モノマー、好適にはスチレンである混合物を非水系分散ランダム重合させることによる、ゴム状共重合体製造の連続重合方法を提供する。この分散重合反応を行う前に該分散剤の少なくとも1つのブロックを連続製造し、そしてこの分散共重合を行っている間インサイチューで、該分散剤の第二ブロックとゴム状共重合体を連続的に製造する。この分散剤の第二ブロックは、その連続製造したゴム状共重合体のポリマー構造を有している。
請求項(抜粋):
非水系の分散重合方法で共重合体を製造する連続方法において、(a)供給流れにより、第一共役ジエンモノマーを75から100重量%および第一ビニル芳香族モノマーを0から25重量%含んでいる第一モノマー仕込み物と、有機リチウム重合開始剤と、分散用媒体とを第一重合反応槽に連続添加し、そしてこのモノマー仕込み物を重合させることで、該分散用媒体に溶解性を示す分散剤の第一ブロックを生じさせ、(b)該分散用媒体が入っている供給流れにより、段階(a)で製造した分散剤の第一ブロックと、第二ビニル芳香族モノマーを35から70重量%および第二共役ジエンモノマーを30から65重量%含んでいる第二モノマー仕込み物と、触媒有効量の該有機リチウム重合開始剤とを第二重合反応槽に連続添加し、そしてこの第二モノマー仕込み物を重合させることで、同時に(i)該分散用媒体に不溶でありそして該第一ブロックと連結して該分散剤を生じるところの、該分散剤の第二ブロックおよび(ii)該第二ビニル芳香族モノマーが35から70重量%でありそして該第二共役ジエンモノマーが30から65重量%である生成物共重合体、を生じさせるが、ここで、この分散剤が該生成物共重合体を該分散用媒体内に分散させており、そして(c)その分散している生成物共重合体と該分散剤を該第二重合反応槽から連続的に回収する、段階を含む方法。
IPC (3件):
C08F297/04 MRE ,  C08F 2/00 MAK ,  C08F236/10 MPA

前のページに戻る