特許
J-GLOBAL ID:200903056650477040

移動物体方向別計数方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-223931
公開番号(公開出願番号):特開平8-123935
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【課題】 出入口で集散する歩行者等のように移動方向が一定でない状況でも人物等を安定に方向別に計数し、また移動方向を多方向に分類できようにすることを目的とする。【解決手段】 画面中に設けた計数ライン上の画素値を物体未通過の状態で逐次更新した値を背景値とし(200)、経時的に変化する計数ライン上の画素値を前記背景値と差分・2値化処理して動物体領域を抽出し(300)、該動物体領域を時間順に連結して動物体像を形成し(400)、該動物体像に基づいて動物体数を計数し(500)、前記動物体像の形成開始又は終了時に前記計数ラインの上下に設定した方向判定領域の何れに動物体が存在するかを判定することによって動物体の通過方向を検出する(600)。
請求項(抜粋):
所定の観察対象箇所における移動物体を方向別に計数する方法であって、(a)前記所定の観察対象箇所の連続画像を取得するステップと、(b)前記連続画像の画面中に計数ラインを設定し、該計数ラインを構成する画素列の経時的に変化する画素値からなる動画像を取得するステップと、(c)前記計数ラインを構成する画素列の画素値を、前記計数ライン上を移動物体が通過していない状態で逐次更新して背景画像を得るステップと、(d)前記動画像と前記背景画像を差分処理し、2値化処理することにより動物体領域を抽出するステップと、(e)前記動物体領域を時間順に連結して動物体像を形成するステップと、(f)前記動物体像に基づいて、前記所定の観察対象箇所を通過する移動物体数を計数するステップと、(g)前記連続画像の画面中で前記計数ラインの上下に方向判定領域を設定し、前記動物体像の形成開始又は終了時刻において、該上下の方向判定領域の何れに移動物体が存在するかを判定することにより移動物体の通過方向を判定するステップと、からなることを特徴とする移動物体方向別計数方法。
IPC (5件):
G06M 7/00 301 ,  G06T 1/00 ,  G06T 7/20 ,  G07C 9/00 ,  H04N 7/18
FI (2件):
G06F 15/62 380 ,  G06F 15/70 410
引用特許:
審査官引用 (4件)
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