特許
J-GLOBAL ID:200903056660770950

免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 守谷 一雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-121951
公開番号(公開出願番号):特開平11-315882
出願日: 1998年05月01日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】簡易な構成で、構造物が風荷重等により揺動するのを回避すると共に、地震発生時には効果的に免震機能を果たすことができるようにする。【解決手段】建物2と地盤3との間に介装され、水平方向の振動エネルギを相対変位して吸収する転がり支承体4と、当該水平方向の振動エネルギが所定値未満では展延性に富んだ状態で塑性変形し且つ所定値以上では塑性破壊する円柱状弾塑性体6を有するトリガー機構5とを備え、このトリガー機構は、地盤に固定される下部ブッシュ11と、下部ブッシュの直上に配置され建物に固定される上部ブッシュ12と、上部ブッシュに上下方向へ移動可能に内設される内筒13と、内筒および下部ブッシュ間に設ける隙間W1を予め定められた寸法に調整するために内筒を上下方向へ移動させてその移動位置に係止させる隙間調整手段14とを有し、内筒および下部ブッシュには円柱状弾塑性体が嵌合されている。
請求項(抜粋):
水平方向に発生する振動エネルギによって大きく相対変位して当該振動エネルギを吸収する振動エネルギ吸収手段と、前記水平方向の振動エネルギが所定値未満では展延性に富んだ状態で弾塑性変形し且つ所定値以上では塑性破壊する柱状弾塑性体を有するトリガー機構とを、構造物および基礎間または上部構造物および下部構造物間に並列に介装する免震装置であって、前記トリガー機構は、前記基礎または前記下部構造物に固定される下部の中空案内部材と、前記下部の中空案内部材の直上に配置され前記構造物または前記上部構造物に固定される上部の中空案内部材と、前記上部の中空案内部材に上下方向へ移動可能に内設される内筒と、前記内筒および前記下部の中空案内部材間に設ける隙間を予め定められた寸法に調整するために前記内筒を上下方向へ移動させてその移動位置に係止させる隙間調整手段とを有し、前記内筒および前記下部の中空案内部材には前記柱状弾塑性体が嵌合されていることを特徴とする免震装置。
IPC (2件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 331
FI (2件):
F16F 15/02 A ,  E04H 9/02 331 D
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 免震装置とその反力機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-306432   出願人:川崎重工業株式会社
  • 特開平1-247666
  • 特開昭62-220734
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