特許
J-GLOBAL ID:200903056667167460
繊維性成形品の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-104607
公開番号(公開出願番号):特開2004-306479
出願日: 2003年04月08日
公開日(公表日): 2004年11月04日
要約:
【課題】従来、セルロース系ファイバーを成形し、この成形体にリグノフェノール誘導体溶液を含浸する木質成形品の製造方法が提案されている。しかし、成形体の中心までリグノフェノール誘導体が浸透するには時間がかかり、生産性が低くなるなどの課題があった。【解決手段】繊維性材料とリグノフェノール・アルコール溶液とを、射出機構10の加熱筒11に供給し、加熱筒11内で材料を十分に混練し、金型40に射出することで、繊維性成形品を製造する。【効果】アルコールにより材料の流動性を高めることにより、射出成形を実現した。射出成形法によるため生産性が高まる。混練するため、リグノフェノール誘導体が繊維性材料に十分に混合する。従って、芯までリグノフェノール誘導体が浸透した成形品を多量に生産することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
繊維性材料とリグノフェノール誘導体とアルコールと射出機構と金型とを準備する準備工程と、リグノフェノール誘導体をアルコールで溶解してなるリグノフェノール・アルコール溶液及び前記繊維性材料を射出機構に供給する供給工程と、射出機構の加熱筒内部でスクリューによる混練を実施することで繊維性材料をアルコールで溶解しつつ繊維性材料にリグノフェノール誘導体を含浸させる可塑化工程と、可塑化した繊維性材料を金型へ射出する射出工程と、金型の隙間からアルコールを蒸発させつつ金型内部で成形を促す成形工程と、からなる繊維性成形品の製造方法。
IPC (2件):
FI (3件):
B27N5/00 C
, B27N5/00 A
, B29C45/00
Fターム (21件):
2B260BA01
, 2B260BA07
, 2B260BA18
, 2B260BA19
, 2B260CD06
, 2B260EA05
, 2B260EA12
, 2B260EB02
, 2B260EB06
, 2B260EB21
, 2B260EC18
, 4F206AA01
, 4F206AB19
, 4F206AC05
, 4F206AR064
, 4F206JA07
, 4F206JF01
, 4F206JM01
, 4F206JM04
, 4F206JM05
, 4F206JN43
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