特許
J-GLOBAL ID:200903056667218072

光学活性1,2ージオールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野中 克彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-246002
公開番号(公開出願番号):特開平7-075594
出願日: 1993年09月06日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、酵素を用いて環状炭酸エステルを立体選択的加水分解反応させることにより、炭素数の選択の幅が広い光学活性(S)-1,2-ジオ-ルおよび(R)-1,2-ジオ-ルの製造方法を提供することである。【構成】 下記化1で示される環状炭酸エステルを豚膵臓リパ-ゼを用いて加水分解することにより下記化2および化3で示される光学活性1,2-ジオ-ルの製造方法。【化1】【化2】【化3】
請求項(抜粋):
下記化1で示される環状炭酸エステルの鏡像体混合物に、該混合物中の一方の鏡像体の炭酸エステル結合を選択的に加水分解することができる豚膵臓リパ-ゼもしくは豚膵臓リパ-ゼ含有物を作用せしめることによって、下記化2もしくは下記化3で示される光学活性1,2-ジオ-ルと下記化4もしくは下記化5で示される光学活性炭酸エステルを生成せしめ、該光学活性1,2-ジオ-ルと該光学活性炭酸エステルとを分離して、該光学活性1,2-ジオ-ルを取得するとともに、該光学活性炭酸エステルをアルカリの存在下で加水分解して下記化3もしくは下記化2で示される光学活性1,2-ジオ-ルを製造することを特徴とする光学活性1,2-ジオ-ルの製造方法。【化1】(式中、Rはアルキル基を表わす)【化2】(式中、Rはアルキル基を表わす)【化3】(式中、Rはアルキル基を表わす)【化4】(式中、Rはアルキル基を表わす)【化5】(式中、Rはアルキル基を表わす)

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