特許
J-GLOBAL ID:200903056670118267

火炎の安定診断装置及び当量比予測法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-022315
公開番号(公開出願番号):特開平7-233938
出願日: 1994年02月21日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、火炎の安定性判別に加えて火炎の当量比予測を行う燃焼状態の定量的な診断法を提供することにある。【構成】輝度領域の全面積【数7】で全粒子数nを割った単位面積当りの粒子数【数8】を求めると火炎が不安定(振動状態)に近づくとNは増大する。本発明ではこのNを火炎の安定度の評価指標として使用する。火炎の当量比予測は次の手段により行われる。火炎発光成分の中で波長3064Å〜3200Åに存在するOHラジカルの発光像(OH像と呼ぶ)を観測するOH像の発光輝度は当量比に対して顕著に変化するので、この発光輝度と当量比の関係を用いて観測された輝度から当量比を予測する。
請求項(抜粋):
燃料と空気の供給系と燃料噴射装置を有する燃焼装置において、該燃焼装置内の火炎発光成分の中から波長3064Å〜3200Åに存在するOHラジカル成分のみを分光選択し、該OH像を高感度映像装置にて画像可視化する機能を備え、該OH像をある輝度レベルで二値化処理した後、互いに独立分離した領域の総数(総粒子数)とその領域の占める総面積を求め、さらにその面積で総粒子数を除した単位面積当りの粒子数(N)を計算する手段、算出したNは火炎の不安定が増すにつれ、増大する特性を示すため、予め、火炎安定の制限値N0 を設定しておくことにより、N>N0 の大小を判定を行うことにより、火炎の安定,不安定を容易に且つ定量的に判定することができることを特徴とする火炎の安定診断装置。
IPC (3件):
F23N 5/08 ,  F23N 1/02 ,  G01N 21/76

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