特許
J-GLOBAL ID:200903056683343090
バーハンドル車両用ブレーキ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-271765
公開番号(公開出願番号):特開平11-105770
出願日: 1997年10月03日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 液圧式ブレーキと機械式ブレーキの連動時に、ブレーキ操作子の入力荷重を、各ブレーキへの出力荷重として配分しながら、合計の出力荷重をブレーキ操作子の入力荷重よりも増大したり減少したりして、両ブレーキのそれぞれにバーハンドル車両の車体条件や性能,使用目的に合った好ましい制動力を得る。【解決手段】 液圧マスタシリンダ40と作動力変換手段60と出力分配手段70とでマスタシリンダユニット7を構成する。作動力変換手段60に第1回動レバー62とノッカー63を設ける。ノッカー63のピストン押動部63aを、ピストン46の外端に当接する。出力分配手段70に、第2回動レバー71とイコライザレバー72を設ける。第2回動レバーの中間部を固定支点73で枢支し、一端71aにイコライザレバー72の一端72aを浮動支点74で枢支し、他端71bを、ピストン押動部63aに当接する。
請求項(抜粋):
バーハンドル車両の前輪ブレーキと後輪ブレーキのいずれか一方を、第1ブレーキ操作子の操作で単独系ブレーキ用連繋手段を牽引して、液圧マスタシリンダに発生した液圧で作動する液圧式ブレーキとなし、他方を第2ブレーキ操作子の操作で連動系ブレーキ用連繋手段を牽引して作動する機械式ブレーキとなすと共に、前記液圧マスタシリンダに、前記第1ブレーキ操作子の入力荷重を液圧マスタシリンダの液圧力に変換する作動力変換手段と、前記第2ブレーキ操作子の入力荷重を、前記液圧マスタシリンダの液圧力と前記機械式ブレーキの作動力とに分配する出力分配手段とを組合わせして、これら液圧マスタシリンダと作動力変換手段と出力分配手段とでマスタシリンダユニットを構成し、前記作動力変換手段に、前記第1ブレーキ操作子と単独系ブレーキ用連繋手段にて接続され、該第1ブレーキ操作子の操作にて支軸を支点に回動する第1回動レバーと、該第1回動レバーの押動にて、支軸を支点に前記液圧マスタシリンダのシリンダ孔開口部方向へ回動し、該液圧マスタシリンダのピストンをピストン押動部にてシリンダ孔内に押動するノッカーとを設け、前記連動系ブレーキ用連繋手段を、前記第2ブレーキ操作子につながれる牽引側連繋手段と、前記機械式ブレーキにつながれる従動側連繋手段とに分断して、これら牽引側連繋手段と従動側連繋手段との間に前記出力分配手段を介装し、該出力分配手段に、中間部を固定支点にて枢支され、前記液圧マスタシリンダのピストンを前記ノッカーを介して押動する第2回動レバーと、該第2回動レバーの一端に、中間部と一端のいずれか一方を浮動支点にて枢支して、揺動可能に支持されるイコライザレバーとを設け、該イコライザレバーに、前記連動系ブレーキ用連繋手段の牽引側連繋手段と従動側連繋手段とを接続し、前記第2回動レバーの他端を、前記ノッカーの非作動側面に配設したことを特徴とするバーハンドル車両用ブレーキ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B62L 3/02 D
, B62L 3/00 A
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